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【ニュース】 復興農学センター 開設 人材育成へ 講義開講

本学農学研究科は4月1日、東北の農業復興を牽引する人材の養成と、被災地支援や防災に直結する研究開発に取り組む「東北復興農学センター」を開設した。組織は「研究」「情報」「教育」を扱う三つの部門で構成され、31人の教授が所属。センター長には駒井三千夫農学研究科長・農学部長が就く。

 
 農学研究科は東日本大震災後、研究者が個別に復興支援の活動を行ってきた。センター化によって、学内外の研究機関との連携を推進していく狙いがある。

 本学の学生に対しては、「復興農学マイスターコース」「IT農業マイスターコース」を開講する。両コースともに、復興農学講義(1単位)として、5月から放射能汚染やIT農業といった最先端の研究を10回に分けて説明する。8月から9月にはそれぞれ専門的なフィールド実習(1単位)を予定している。上記2コースを修了し、卒論などの条件を満たす学生には、「復興農学フィールド(ジュニア)スペシャリスト」として独自の資格を認定する。受講は無料。学部や学年を問わず、受講を受け付ける。


 副センター長を務める中井裕教授は「農学部生に限らず、IT農学を学びたい理系学部生や、復興農学に興味がある文系学部生など、幅広い学部からの受講が考えられる。講義はディスカッションを中心としたもの。専門が違っていても、気軽に参加していただければ」と話す。

 講義は毎週金曜日の夕方に、雨宮キャンパスにおいて行われる。社会人も受講できるため、大学の枠を越えた交流が可能だ。

 通常の選択講義として履修登録することで、単位が認定される。講義の詳細は、全学教育科目のシラバス、およびホームページに掲載。


http://www.tascr.agri.tohoku.ac.jp/

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