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【イベント】仙台・青葉祭りで国際色豊かに舞う ~すずめ踊り東北大国際チーム~


 5月17日から18日にかけて第30回仙台・青葉祭りが開催され、本学から「すずめ踊り東北大国際チーム」が参加した。留学生を中心とした本学の学生達が練習を重ねた踊りを披露し、沿道の観客から暖かい声援が送られた。




 すずめ踊りは慶長8年(1603年)、仙台城の移徒式(新築移転の儀式)で石工たちが即興で披露したものがはじまりとされる。伊達家の家紋が「竹に雀」であったことや、扇子を両手に持って跳ね踊る様子が餌をついばむ雀に似ていたことで名づけられたという。一時は継承者不足で伝統が途絶えかけたが、昭和62年からは青葉祭りの一環としてすずめ踊りのコンテストや講習会を開催。青葉祭りに欠かせない踊りとして定着している。

 本学のすずめ踊りの団体が青葉祭りに参加するのは初めて。「すずめ踊り東北大国際チーム」は41名の学生が参加し、その半数は外国からの留学生から構成されている。企画が始まった段階ではすずめ踊り自体に馴染みがなかった学生がほとんどだったが、プロの指導を受けるなどして練習を重ね、当日の青葉祭り出場までこぎつけた。イギリスからの留学生は「もともと本国でソーラン節を踊った経験もあったので、日本の踊りにとても興味があった。すずめ踊りはとても楽しいです」と語った。

 青葉祭り当日は晴天に恵まれ、沿道にはたくさんの観客が足を運んだ。東北大国際チームはスクールカラーの紫色に染め抜かれ、背中に東北大学の萩のマークをあしらった法被に扇子という出で立ちで出場。定禅寺通りや特設ステージなど、仙台市街の様々な場所ですずめ踊りを披露。練習の成果を遺憾なく発揮し、観客から惜しみない拍手と声援が送られた。

企画を運営した東北大学グローバルラーニングセンターの山田悦子准教授は「すずめ踊りを初めて知った時から、ぜひ留学生と一緒に出場したいと考えていた。今後はより学生主体の運営を目指したい」と述べた。
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