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【イベント】県美術館特別展「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」 ~未使用設定画・オマージュ作品などで観客魅了 27日まで~

 特別展「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」が5月31日から宮城県美術館で開催されている。TVアニメーション「ふしぎなメルモ」の未使用設定画2点、石ノ森の落書きノート「ボクの落書ノート」は今回が初出展。二人の直筆原稿や落書きなど貴重な資料も多数展示されている。



 手塚治虫、石ノ森章太郎の二人は日本マンガ史を語るうえで欠かせない存在だ。そんな二人のマンガの今なお世界中の人々を惹きつけてやまない「ちから」、希望や勇気を与えてくれるマンガの「ちから」に迫る展示となっている。

 展示室では二人のほか、赤塚不二夫や藤子不二雄など著名マンガ家が多数住んでいたトキワ荘の外観や、手塚や石ノ森の部屋を再現。当時二人がマンガを描いていた環境を垣間見ることができる。

 その他にも「鉄腕アトム」や「サイボーグ009」などといった代表作を通して二人の歩みをたどる展示や、「マンガのちから」の本質であるメッセージに迫る展示など。二人の影響を受けた現代作家、さいとう・たかをや永井豪ら著名人によるオマージュ作品の展示もされている。

 特別展は7月27日まで。観覧料は学生1000円、本学の学生証を提示すれば500円で観覧できる。
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