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最近、川内北キャンパスのポストを中心に、弊部・弊紙とは無関係のビラが置かれる事案が発生しております。
そのビラの内容には、過激な思想も含まれておりました。
学友会報道部は、特定の宗教団体や学内の学生活動団体との特別な関係は一切ありません。
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【一言居士】-10月ー 実りの季節

 かつて寺田寅彦は、大学時代の講義を米に例えて「これなしに生きて行かれないことはよく知りながら、ついつい米の飯のおかげを忘れてしまって、ただ旨かった牛肉や鰻だけを食って生きて来たような気がする」ものと評した。80年前のある学生新聞に載った、色褪せない名文である。 

 先生の揚げ足をとる気はないけれども、旨い米もあると思っている。東北地方の肥沃な土と豊富な水によって育まれた稲は今、収穫期を迎える。今年の出来は上々とのこと。米は大きな寒暖差を乗り越えて、甘みが増しているのが特徴だ。

 食卓の米が新米に移りゆくように、弊誌もそろそろ新米に取って代わる時期が近づく。古米ならぬ古株として及ばずながら心血を注いできた新聞である。出来はいかがであっただろうか。知名度の低さや収入の減少など、問題は山積したままである。現場に問い、色褪せない記事を提供するため、目指す場所は果てなく遠い。新米諸君には、激しい向かい風に打たれてもらうことになるだろう。

 文章は「学生のときには講義も演習もやはり一生懸命勉強するに限る」と締めくくる。少々手遅れでも、「米の飯」もしっかり噛みしめて生きていきたい。風雨を乗り越えた先の、黄金色の「みのり」を目に浮かべつつ、改めて思う。


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