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【さぁくるどうでしょう】⑱―とんねこ

 猫と犬のどちらが好きかというのは議論が分かれるところだ。しかし、このサークルのメンバーは間違いなく全員猫好きであろう。今回は、猫好きの猫好きによる猫のためのサークル「とんねこ」の代表千田紘之さん(工・3)に話を伺った。




 とんねこは2014年に千田さんによって立ち上げられた。千田さんは、毎年保健所で殺処分されてしまうたくさんの野良猫を救いたいと思い、殺処分をなくすために何かできないかと考え、とんねこを設立した。現在、59人のメンバーで主に川内周辺で活動している。

 とんねこの活動の目標は「殺処分ゼロ」。活動内容は、地域猫活動のボランティアの手伝いと、猫の里親探しの二つである。地域猫活動のボランティアでは、野良猫が繁殖しすぎて殺処分されてしまうのを防ぐため、不妊手術を受けさせたり、餌やりをしている人と手術の交渉をしたりしている。「誰が猫に餌をやっているのかを調べたり、その人とどう連絡をとるかを考えたりするのがとても大変です」と千田さんは語る。また、餌やりをしている人と連絡が取れても、その人に猫に不妊手術を受けてさせてもらうよう交渉するのはさらに大変だと語った。

 里親探しでは、保健所にいる引き取り手がおらず殺処分されてしまう猫の里親を探している。チラシを配布したり、張り紙で呼びかけたりして里親を募集する。

 「猫好きの人と交流できること、そして何より猫と触れ合えることがこのサークルの楽しさです」と千田さんは語る。アパートや寮住まいの学生は、普段猫と触れ合うことができる機会はほとんどないだろう。

 猫サークル「とんねこ」、どうでしょう。
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