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学友会男子ラクロス部 全学で2年連続ベスト4 ~「関西突破」とさらなる飛躍誓う~

 全日本ラクロス大学選手権大会が昨年11月に行われ、本学学友会男子ラクロス部がベスト4に入った。全国の大学がしのぎを削る同大会で2年連続のベスト4。しかし、主将の高橋航太さん(工・3)は悔しさをにじませる。「目標としていた『関西突破』を達成できなかった」



 大阪市のヤンマーフィールド長居で行われた準決勝。対戦校は、大阪大学だった。アウェーで迎えた大一番、前半は無得点に終わり大きく点差が開いた。後半追い上げを見せるも、結果は4―10。一年間掲げてきた目標には届かなかった。この結果について高橋さんは「ショックが大きかった」と言い、「この6点という差が、そのまま実力の差を表していると思う」と振り返った。

 関西突破をするためには、個人の能力が鍵になると高橋さんは分析する。特に、体のぶつかり合いが激しい男子ラクロスでは、フィジカル面での強化が重要になってくる。体の大きい選手が多い関西地区に、当たり負けしないような体作りが必要だと続けた。

 しかし、今大会で得た収穫も多い。得点を重ねた後半は流れに乗り、東北大らしい攻めの試合を展開できたと自信をのぞかせる。高橋さんは「互角に渡り合えた部分はさらに伸ばし、弱点を補強していく」とし、「決して越えられない壁ではない」と力強く語った。

 4年生が引退し新体制に移行してわずか1カ月。チームの方針を確立するにはまだ手探りの状態だ。副主将や各ポジションリーダーとも連携をとり、総勢80人にも及ぶ部員を指揮する。

 また、今まで別のメニューだった1年生が上級生との練習に合流するようになり、1年生の気概に上級生も刺激を受けるという。部員全員がラクロス初心者であるため、後輩は必然的に先輩にアドバイスを求める。それゆえラクロスを通じて、学年間の隔たりがない密な人間関係を築けると、高橋さんは大学ラクロスの魅力を語った。

 寒さの厳しい今の季節、練習は日の出とともに始まる。朝起きるのはちょうど空が白み始める頃だ。冬季練習では、けが防止のためにアップの時間を長めにとり、走り込みや筋力トレーニングなど、体づくりに重点を置いている。また、人数が増えたマネジャーとトレーナーのサポートにより、ラクロスに一層集中できる環境で練習に励んでいる。

 今年度のチーム目標は「全学決勝」。一人ひとりが自分の考えを持ちながら、チームの勝利のために行動することが大切だという。全国の舞台で戦うことを夢見てラクロス部に入部した高橋さん。最高の舞台へ、チーム一丸となって駆け上がる。
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