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【ネタ記事】十箱重箱チャレンジ ~瞬間、箱を、重ねて~

 お正月。初日の出を見に行く、初詣に行く、お年玉をもらうなどさまざまなイベントがあるだろう。その中でも筆者が楽しみなのがおせちを食べることだ。それぞれに縁起の良い意味を持つ食べ物が並び、それらを食べることによってこれからの1年間をよいものにしようというもの。今年一年まめに働ける黒豆と腰が曲がるまで長生きができるエビが筆者の狙い目だ。




 ところでおせちが入っている箱の名前を読者の皆さんはご存じだろうか。日本人なら誰もが知っている箱、それは十箱だ。ん? 正しくは重箱? おそらく箱を十箱重ねるという意味なのだろう。

 しかし、十箱もあるとお正月に実際におせちを食べるときに混乱してしまわないだろうか。結局まともにおせちを食べられないということを防ぐため、箱に入った食べ物を十箱分食べてみることにした。食べ物の入った箱と言えばお弁当箱。そこで今回は八幡にあるほっとするお弁当を提供する某チェーン店のお弁当四箱(うち1箱は弁当に付属するご飯の箱)。同じく八幡にある格安スーパーで売っているお弁当3箱。そして川内にある故郷を思い出すお弁当屋の弁当3箱。すべて合わせて十箱のお弁当を用意した。これをすべて食べて来るべきお正月のおせちに備える。

 まずは1箱目。スーパーで買ってきたチキン南蛮弁当に手を付ける。おいしいたれとさっぱりと揚げられた鶏肉がたまらない。スーパーのお弁当はレンジを使わないと冷たい状態であるのが残念ではあるが、安定した味だ。

 次に2箱目。同じくスーパーで買ってきたハンバーグ&焼肉弁当だ。なんとこのお弁当には2つのメイン食材が入っている。あと8箱食べることを思うと苦しく感じるが、ハンバーグと焼肉という誰もが大好きな食べ物が入っているのだ。おいしく食べきることができた。

 そして3箱目。おなかの具合とも相談して、故郷の味を感じることができる弁当屋の幕の内弁当をいただく。さすがは手作りの弁当屋さん、お弁当が温かい。さまざまな食材を次々と平らげる。これで3箱目。普通の人間が一度に食べる適切な量はとうに超えている。すでに筆者のおなかの状態も限界に近い。しかし、お正月のおせちのために4箱目のお弁当を食べる! 次に食べるのは白身魚とミックスフライ弁当だ。ここまで肉を中心とした弁当が多かったため魚介類の弁当を食べる。宮城と言えばかき。宮城名産の魚介類を食べてお腹の元気を…… もうダメだ……。

 なんとか4箱は食べきったが十箱食べきるのは不可能だった。残りのお弁当は筆者の挑戦を見守ってくれていた部員達に食べてもらい、箱を十箱重ねる。これで重箱の完成だ。これでお正月本番にもおせちを存分に食べることができる。ん? 十箱ではなく重箱が正しい? 実際に重なった箱は3箱か4箱? なんということか。お正月を目前にして食べることが嫌いになりそうになった意味は……。
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