【一言居士】―2017年12月―やり残したこと

　今年も気付けばもう12月。光陰矢の如しと、時の流れの速さに驚いている人も多いかもしれない▼この時期によく話題となることといえば、今年やり残したことについてだろう。新しい年を迎えるうえで、やらなくてはならないことを済ませておくのは重要だ。これまで踏ん切りがつかなかったことに手を付けるいい機会にもなる▼カーペットの張替え。普段はついつい見て見ぬふりをする場所の掃除など、挙げていけばきりのないことだろう。年末の忙しい時期が始まる前に済ませてしまいたいものである▼だからといって、年が変わるからとあれもこれもと焦ってしまってはいけない。12月は師走といわれるほど忙しい。多くのことをやろうと思って一つひとつが雑になってしまっては本末転倒である▼自分がやらなければならないことと、自分が今できることのバランスをよく考えなければならない。抱え込みすぎるとパンクしてしまう▼年末は穏やかに過ごしたいものである。家族、友人そして恋人。誰かと一緒に新しい年を迎えよう。
（文責・皆川）