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【新入生向け2018・サークル特集】図書館研究会SaL ~気分は司書さん? 学生が主体~

 新入生諸君は図書館のことをどう考えているだろうか。どの町や学校にも図書館や図書室はある。しかし、図書館のことをよく知らなかったり、あまり訪れず縁遠く感じたりする人も多いだろう。




 本学には図書館について研究するサークルがある。「図書館研究会SaL」だ。SaLはStudents activate Libraryの略で、学生が図書館を盛り上げるというサークルの活動理念を表している。

 結成は2016年。本学附属図書館のイベントを通して知り合った創設メンバーは、知人の図書館職員から「全国に学生が主体の図書館サークルは少ない。本学に図書館や本に関するサークルがあってもいいのではないか」という話を聞き、本サークルを結成した。

 部員は現在12人で普段は週に1回部会を行っている。部員は皆、図書館好き、本好き。インドア派という印象を持つかもしれないが、意外に活動的なのも特徴である。「本サークルは歴史が浅く、『こうすべき』というテンプレートが存在しない。そのため、部員の行動力次第でなんでもできるのが魅力だ」。創設メンバーの一人の佐藤嘉紀さん(教・4)はそう語った。

 4月は新入生向けの図書館の紹介やポスター制作、7月はオープンキャンパスで本学附属図書館に関する展示を行っている。部会では、これらの活動状況の確認を行っている。

   また、休日には主に公共図書館の見学に行ったり、図書館職員や教員から、情報学・教育学の観点で図書館に関する話を伺ったりする。見学場所は宮城県内にとどまらず、和歌山県や大阪府といった遠く離れた地に赴くこともある。

 現在は他大学の学生と協力して、宮城県七ヶ宿町立七ヶ宿中学校の図書室の整備や運営に協力する「七ヶ宿プロジェクト」を行っている。このプロジェクトを通し、図書室の活性化や七ヶ宿中の生徒の本に触れる機会を増やすことを目指している。

 今後の目標について、佐藤さんは、「自分たちの活動を通して、学生に図書館の魅力を伝えたり、図書館を盛り上げたりしていきたい」と意気込んだ。図書館や本が好きな皆さんはぜひ参加してはいかがだろうか。
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