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【学食のグルメ】③―川内南キャンパス・文系学部食堂 柚チキン丼

   川内南キャンパス内にある文系学部食堂(通称文食)。ここは普段文、教育、法、経済学部の文系4学部の学生が利用している。文学部である筆者もこの文食をよく利用するのだが、今回は文食でおすすめのメニューを紹介したいと思う。




 それが柚チキン丼だ。中サイズで411円。これにみそ汁(32円)をつけるのが筆者のおすすめだ。さっそく、厨房で注文する。温かいごはんが丼に盛られ、その上にチキンが乗せられる。最後に文食特製の柚風味のソースをかけたら完成だ。調理の過程を見ているだけでお腹が「まだか、まだか」と主張するかのように声を上げる。みそ汁も受け取りレジへ向かう。さあ、いよいよ実食だ。全ての生き物に感謝して……いただきます。

 まずは柚チキン丼に手を伸ばす。チキンとごはんを一緒にかきこむ。そうそう、この味だ。ジューシーなチキンから漂うほんのり酸っぱい柚の香り。それが絶妙にマッチしていてごはんが進むったら進む。夢中でごはん、そしてチキンをかきこんでいると酸味が口の中で広がっていることに気がつく。ふむ、一気に食べ過ぎたか。この口の中の酸味をどうにかするには……お、あれは。筆者の目に映ったのはほうれん草とキノコの和え物。柚チキン丼の片隅に置かれていたものだ。そうだ、これだ。おもむろに手を伸ばし食べてみる。ああ、口の中の酸味がほうれん草とキノコによって緩和されていく。なんて考えられたメニューなのだ。ごはんに合う酸味の効いたチキン。そしてそんな酸味を抑えてくれるほうれん草とキノコ。いつまでも食べ続けることができるじゃないか。まさに永久機関。こんな完璧な料理が存在していたとは。

 さあ、最後の仕上げだ。筆者は今まで手をつけていなかったみそ汁に手を伸ばす。まず、一口。ああ、心まで染み渡るような温かさだ。柚チキン丼のおいしさに興奮していた筆者の精神を落ち着けてくれる。そして全ての料理を完食した。ごちそうさまでした。

 このように筆者は毎日充実した昼食を摂っている。文系の学生だけでなく、理系の学生にもぜひ文食に来て食べていってほしい。
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