報道部部室が一時移転中です

川内サークル部室棟(新サ棟)の内装工事に伴い、報道部部室が
【川内・サークル部室棟Ⅱ 410号室】
に一時的に移転しています。
アクセス方法などの詳細はこちらをご覧ください。
他団体の配置などはこちら

東北大学新聞447号読者プレゼントを実施しました

東北大学新聞としては恐らく初めてとなる、読者プレゼントを実施しました。

プレゼント:「ディズニー・アート展」ペア招待券 5組
※応募は締め切りました。

当選された方には招待券を送付いたします。今しばらくお待ちください。

オープンキャンパス号を配布しました

報道部では今年もオープンキャンパス号を製作。
川内・青葉山・星陵の各キャンパスで2日間合計で3,500部配布しました。
特設ページはこちら

今年度の課外活動奨励賞を受賞!

報道部は、今年度の東北大学基金課外活動奨励賞を受賞いたしました。今回は27団体が受賞しました。
報道部の受賞はこれで3年連続になります。ありがとうございます!
学内外の皆様に読んでいただける記事、新聞をこれからも発行し続けて参ります。

読み込み中

【書評】『もう年はとれない』 ダニエル・フリードマン 創元推理文庫

 人間は誰だって年をとる。筆者はまだ大学生であるが20歳を過ぎた後の時間の経過に驚くことがある。あと数十年もしたら立派なおじいちゃんになるだろう。おじいちゃんになった自分がどうなっているのか。この本を読んで自分の未来に思いをはせてみる。




 物語の主人公、バルーク・シャッツ(愛称はバック)はアメリカ、テネシー州のメンフィスに住む87歳の老人。口を開けば毒舌と皮肉ばかり。さらにはアルツハイマー型認知症の疑いまであるという。しかし若いころは殺人課の伝説の刑事として名をはせていた。

 物語はバックの友人が死に際に、昔自分たちを苦しめたナチの軍人が生きていて、金塊を持っているのを見た、と伝えられたところから始まる。ありえないことだし、今はその軍人も生きてはいないだろうとバックは考えるが、その友人の遺族や教会の牧師、さらにはカジノの集金部長までもがその金塊を狙って動き出す。バックは孫のウィリアム・テカセム・シャッツと協力してナチの軍人と金塊の行方を追う。

 現役を引退してから30年以上たったバックは現代のインターネットを使った情報収集に全く対応できずに愚痴を漏らすのが面白い。グーグルでの検索に四苦八苦して悪口を言う姿は特徴的だ。

 筆者が80歳になったときに科学技術はどのくらい発展しているのだろうか。バックがグーグルに愚痴をこぼしているのを見て笑っていたが筆者もいざ80歳になったら同じようなことを未知の技術に対して思ってしまうかもしれない。そんな時、バックのように愚痴交じりの皮肉を言って笑い飛ばせるようになりたいものだ。

 本書は洋書であり、日本語に翻訳されて出版してある。興味があれば原書にも目を向けてみて、ニュアンスの違いを確かめてみるのも良いだろう。一人の老人の矜持を、この本を通じて味わってほしい。
文芸評論 785703547594708071

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