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ドリプラ東北 4年ぶりに復活 ~大人が夢を語る場を…~

 「ドリームプラン・プレゼンテーション(以下、ドリプラ)東北2018」が先月9日、仙台国際センター大ホールにて開かれた。イベントでは6人のプレゼンターが自らの夢と実現プランを披露し、会場の聴衆を巻き込んでいた。




 ドリプラは、プレゼンターが持つ夢を事業の形にし、その価値や実現後の世界をプレゼンによって追体験させることで、感動を共有するとともに支援者を集めるイベント。10年程前から各地で定期的に行われるようになり、東京では世界大会も行われている。東北地区でのドリプラは4年ぶり3回目となった。

 イベントの開催にあたって、プレゼンターは1年近く準備を重ねてきた。自分が叶えたいことやその過程を、相互支援会と呼ばれる場で互いに意見を出し合いながら精査。10人のプレゼンター候補者の中から6人が代表して登壇した。

 プレゼンターが話す夢は、貧困層への学習機会の提供、子どもとの愛を感じられるカフェ、災害時のドローンの活用、自閉症児の活躍の場づくりとさまざまだ。このうち小野恵理さんは、人とのつながりや自分への愛を感じ生きる喜びを得られる「いのちのふるさと」のビジョンを発表。杉内富子さんは、「馬と人が癒される。ヒーリングランドの創造」と題し、馬とともに過ごせる場所をプレゼンした。

 プレゼンターはそれぞれが持つ夢を、感情を込めながら10分間で熱く語った。その後は、過去のプレゼンターをはじめとしたコメンテーター7人が発表に対するコメントともにエールを送った。

 なお休憩時間には本学アカペラコーラス部が歌声を披露。さらにフィナーレでは本学OBであるバンド「ニホンジン」がゲストとして登場し、ライブを行った。いずれも聴衆を巻き込みながら会場を盛り上げ、イベントに彩りを添えた。

 イベント終了後には、プレゼンターが支援者と話し込みこれからの決意を語る様子が見られた。ドリプラ東北の実行委員長である岩井一枝さんは「夢を語る大人でいっぱいにしたい」と、ドリプラ東北の「夢」を描く。プレゼンターとドリプラ東北のこれからに期待を感じさせるイベントとなった。
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