報道部部室が一時移転中です

川内サークル部室棟(新サ棟)の内装工事に伴い、報道部部室が
【川内・サークル部室棟Ⅱ 410号室】
に一時的に移転しています。
アクセス方法などの詳細はこちらをご覧ください。
他団体の配置などはこちら

東北大学新聞447号読者プレゼントを実施しました

東北大学新聞としては恐らく初めてとなる、読者プレゼントを実施しました。

プレゼント:「ディズニー・アート展」ペア招待券 5組
※応募は締め切りました。

当選された方には招待券を送付いたします。今しばらくお待ちください。

オープンキャンパス号を配布しました

報道部では今年もオープンキャンパス号を製作。
川内・青葉山・星陵の各キャンパスで2日間合計で3,500部配布しました。
特設ページはこちら

今年度の課外活動奨励賞を受賞!

報道部は、今年度の東北大学基金課外活動奨励賞を受賞いたしました。今回は27団体が受賞しました。
報道部の受賞はこれで3年連続になります。ありがとうございます!
学内外の皆様に読んでいただける記事、新聞をこれからも発行し続けて参ります。

読み込み中

【書評】『F・O・U 一名「おれもそう思う」』 佐藤春夫 くぇい兄弟社

 人間はいつだって自分の信じるものしか信じない。時には盲目的になってしまうかもしれないが、本人にとっては信じた世界がすべてであるのだ。『F・O・U 一名「おれもそう思う」』はそんな人間の心理を巧みに描いた作品である。




 主人公はフランスで暮らすマキ・イシノという日本人である。彼は振る舞いや気品はとても紳士的でまるで貴族のようであるが、その性格は人の車に乗りたくなったから乗って街を駆け回ってしまう、いわゆる変わり者である。

 そんなマキ・イシノは前述した車の盗難の件で警察に事情聴取される。そのときに身元引受人として現れたのがフロオランスという貴婦人である。彼女は警察にマキ・イシノがどういう人物か尋ねたとき、彼に見つからないようにこっそりと塵まみれの卓にとある3文字を書いた。「fou(狂人)」と。

 そんなマキ・イシノの口癖は表題にもある「おれもそう思う」だ。車を盗んだ後、たまたま出会った子どもに持ち主に返した方がよいと言われると「おれもそう思う」。フロオランスに同棲をしたいと言われても「おれもそう思う」。友人との会話でも最後には「おれもそう思う」。彼の中では自分の「そう思う」世界がすべてなのであって、それが社会一般の常識であるとは限らない。社会の常識に逆らい自分の世界で生きていると「fou(狂人)」と呼ばれてしまう。社会で生き抜くことの難しさを痛感させる短篇である。

 この短篇の著者は佐藤春夫だ。大正時代の著名な作家であり、他作品には『美しき町』や『田園の憂鬱』などがある。興味があれば是非読んでみてほしい。
文芸評論 6487382642370728554

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