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交響楽団 定期演奏会 ~美しい演奏で魅了する~

 東北大学交響楽団の第170回定期演奏会が宮城県民会館で6月30日に開催された。今回の定期演奏会は5年ごとの恒例だったベートーベンの交響曲第9番を10年ぶりに演奏することで注目が集まった。




 東北大学交響楽団は約140人の団員で活動している。定期演奏会前には週に5日間の練習を行い、本番に備えた。

 「今回の定期演奏会は10年ぶりに『第9番』を演奏するということで、例年より気合の入ったものとなった」と定期演奏会実行委員長の前田憲哲さん(理・4)。指揮者として藤原歌劇団、日本オペラ協会を中心に活動をする星出豊氏、ソリストとしてソプラノに腰越満美氏を迎えたほか、メゾソプラノに池端歩氏、テノールに中鉢聡氏、バリトンに牧野正人氏を呼び、万全の体制で演奏会に臨んだ。

 今回の演奏会では前半にブラームスの『悲劇的序曲作品81』、後半にベートーベンの『交響曲第9番』が披露された。曲目は団員と指揮者との話し合いで決定。ベートーベンと時代が近いドイツ人の作曲家であるブラームスの曲を選んだ。

 『悲劇的序曲』では静かな場面と激しい場面のメリハリが良く、曲の表現する、悲しみによる感情の機微を感じさせた。第9番では学友会混声合唱部によるコーラスとソリストたちの歌声が交響楽団の楽器と融合した楽曲を聴くことができた。演奏が終わると「ブラボー!」の声と共に拍手の渦が巻き起こり、定期演奏会は幕を閉じた。

 交響楽団の次の演奏会は冬。ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
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