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【七大戦2018】総括 4競技が不成立に ~地震等の影響 該当団体に聞く~ ・体育部常任委員長コメント

 本学にとって記録ラッシュとなった今年の七大戦だが、競技不成立も4競技と過去最多となった。このうち3競技は、北海道胆振東部地震によるもので、本学から七大戦に参加した学生らにも大きな影響が出た。




 地震発生当時北海道内で競技実施期間中だったのは、ソフトテニス男子と女子、ラクロス男子、ソフトボール、卓球男子と女子の6競技。このうちソフトテニス男子は競技が終了していたが、それ以外の5競技で予定していた試合が続行できなくなった。

 競技続行のできなくなった5競技のうち、ソフトテニス女子とラクロス男子は消化できた日程で順位を出した。一方ソフトボール男子、卓球男子と女子は、競技不成立となり順位が出ず。参加した全大学に1ポイントを与える処置をとった。

 当時七大戦に参加していた部活のうち、男子ラクロス部と卓球部に地震発生時の様子と対応について話を伺うことができた。男子ラクロス部は地震発生当時、OBを含めた選手ら40人が札幌市内のホテルで滞在していた。地震発生当日の先月6日午前6時半に競技の打ち切りが決定。選手らは6日7時半に安否確認が完了し、8日までに全員が帰仙した。また部員の安否情報は部のSNSで逐次報告された。

 卓球部は選手56人が被災。宿泊先や道外への移動手段と時期は当初から選手によって異なっていたため、安否確認と道外への移動の報告にSNSを活用。道内に実家のある選手を除く54人の移動が11日までに完了した。

 男子ラクロス部主務の松嶋冴衣さん(文・3)は「仙台にいる部員とも協力して正確な情報を集めること、常に数人で行動すること、主務への報告連絡をきちんとすることなどに気を配った」と振り返る。卓球部主務の渡辺恭也さん(工・3)も「大きな組織なので報告を大切にしている。今回も報告体制が生きて確認を取ることが出来た」と語った。報告の体制が整っていたことで、大きな混乱が見られなかったことが明らかとなった。

 なお、7月に実施されたヨット競技も天候不順のため競技不成立となり、参加した6大学に1ポイントを付与した。ヨット競技の不成立は第46回大会以来。

   * * *

○瀧澤優威・体育部常任委員長(工・3)のコメント

 今年の七大戦は本学が2位と45・5ポイントもの差をつけ2連覇という形で幕を下ろしました。選手の皆さま本当にお疲れ様でした。そして優勝をありがとうございます!

 我々体育部では30種類以上の七大戦種目を主管大学が円滑に運営出来るように、日頃から七大戦の予算や参加選手名簿を管理しています。これからも57年もの歴史を紡いでいる七大戦を全力でサポートしていきます。

 特に来年、九州大主管の七大戦では、七大戦体育部全体で、広報に力を入れていこうと考えております。ぜひ皆さんも観客として会場に足を運んでいただけると幸いです。
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