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「教授マリカ」の裏側 ~企画の仕掛人に聞く~

 「教授マリオカート対戦」が、先月12日、本学青葉山東キャンパスの中央棟にて開催された。大学教授がマリオカートで競い合うという斬新さで注目された本企画。主催した工明会運動部部長兼運動会委員長の川浦正之さん(工・4)と、本企画に協力した千田祥大さん(工・4)に話を伺った。




 工明会とは、工学部の学生と教員の親睦を深める会。学生と教員が運営に携わり、運動会や茶会を開催している。

 本企画は、平成30年度工明会大運動会のエキシビションとして開催された。これまでのエキシビションは、有志の学生によるショートコントだったが、「素人の漫才だと正直スベってつまらない」と考えていた川浦さん。運動会が昨年まで2年連続で中止になっていたこともあり、新たなエキシビションの開催を発案した。eスポーツをやろうと考え、目を付けたのが高い知名度と娯楽性をもつマリオカートだった。
    
 また、これまで教授のみが参加する企画が運動会にはなかった。本企画を通し、学生に教授へ親しみをもってもらえるよう、プレイヤーを教授に決めた。

 マリオカートをやったことがない川浦さんは、ゲームに詳しい千田さんと共に、試行錯誤した。広い運動場のどこにいても対戦を見ることができるよう、YouTubeで配信することを決定。さらに、教授陣のレースの模様が一目で分かる複数人視点の画面で配信し、観客が楽しめるよう工夫を凝らした。

 本企画に参加した教授は4人。大会のために練習してきた教授もいれば、最後にやった「ドラゴンクエストⅣ」以来、二十数年ぶりにゲームをするという教授もいた。

 初めてマリオカートをやる教授のために、コントローラーの操作方法の説明後、スタート。教授陣と「弱い」で設定されたコンピューターの計12プレイヤーで競った。教授陣の順位は、1位、5位、6位、12位。終始笑いが絶えず、会場は大盛況だった。

 YouTubeでの再生回数は1万回以上。Twitterでは多くのリツイートがされ、ネット上でも大きな反響を呼んだ。

 現在も本企画の映像がYouTubeで公開されている。本記事で教授マリオカート対戦に興味を持ったのなら、ぜひ教授たちの熱き戦いを見てもらいたい。
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