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令和最初の青葉まつり ~新元号祝う演出も~

 「仙台・青葉まつり」が先月18・19日にかけて仙台市内で行われた。初夏の新緑の中、点在する各会場には多くの市民が集った。現在の青葉まつりは、江戸時代から続いた仙台祭りが一時途絶えていたものを、1986(昭和60)年に仙台市民が復活させたもので、今年で35回目。令和最初の青葉まつりとして、会場は大きな盛り上がりを見せた。

 18日に開催されたのが「宵まつり」。各地では老若男女が仙台すずめ踊りを踊った。祭連(まづら)と呼ばれるすずめ踊りを踊るチームは年々増加しており、今年は152祭連と過去最高となった。祭連「Tohoku University Sparrow dance」ですずめ踊りを踊った石川拓音さん(文・3)は、「練習の成果が出せて良かったです。留学生も楽しそうに踊っていたのを見てうれしい気持ちになりました」と語った。

 19日には、「本まつり」。前日に続いて、すずめ踊りが披露されたほか、伊達政宗とその家臣らを模した伊達時代行列や、山鉾が巡行する時代絵巻巡行が行われた。

 巡礼の開始を告げたのは、新元号を祝う火縄銃鉄砲隊による奉祝・一斉礼砲。火縄銃の演武を見た人は、その大きな音に驚きの声を上げた。

 時代絵巻巡行は、藩政時代の伊達政宗の出陣を再現。伊達武将隊を先頭に、甲冑を身に付けた槍隊、鉄砲隊、弓隊、そして伊達戦国家臣団が続いた。伊達家18代当主の伊達泰宗氏は、政宗公に扮して登場した。その後も、きらびやかな神輿巡行や、迫力満点の山鉾巡行が、見る人の目を楽しませた。

 勾当台公園では両日ともに屋台や、寄席、茶屋などが多く開かれた。休憩に来た人や、ステージのすずめ踊りや殺陣演武を見に、多くの人が詰めかけていた。快晴に心地よい風の吹いた2日間、人出はおよそ97万1500人と過去最高に上ったという。
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