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【突撃! 隣のとんぺー生】(6) 文学部3年・田村 純 さん ~魅力あふれる好青年~

 「新聞出来たら母校に持っていきます」。取材前からノリノリなのは、今回の「隣のとんぺー生」、田村純さん(文・3)。誰からも愛される田村さんの魅力は何なのか。「毎日楽しい」という普段の生活や、所属する学友会吹奏楽部との出会いについて、思いの丈を話してくれた。


―本学を目指したきっかけは

 一人暮らしをしてみたかったのと、「シティーの風に当たりたい」と思っていたので、仙台の大学に行くことを考えていました。東京は「田村の風じゃない」という感じがしましたね。また、読書が好きで文学部に入りたいと思っていたので、さまざまな選択肢から自分の専修を選べることが東北大の魅力でした。

―田村さんは文学部英文学専修。実際に研究室に所属してみてどうですか

 英語自体は特別得意ではなかったので、実際に文献を読むのは大変です。また、読書と異なり、文学研究は当時の経済や戦争といった歴史的背景を深く考えていかなければならないので、それが難しいです。

 しかし、先生がとても優しくて、良い研究室だなと思います。どの先生も、学生が思ったことについてまずは肯定的に捉えてくれるのがうれしいです。好きな漫画や、先生が奥さんと撮ったプリクラなど、研究以外のことも話しやすいです。

―日常的に英語の本を読むことはありますか

 2年生の春休みにカズオ・イシグロの『遠い山なみの光』を原文で読みました。英文学研究室に入ったからには、趣味で英語の小説を読めるようになりたいです。そんなの絶対かっこいいですよね。

―高校時代は部活をしていなかったという田村さん。どうして吹奏楽部に入ろうと思ったのですか

 何か楽器をやってみたかったんですよね。友達と一緒に行った吹奏楽部の新歓で「初心者歓迎」と言われたので、思い切って入部しました。そこは田村の行動力です。

 しかし、部活を続けてこられたのは、他の部員のおかげです。とにかく何も分からなかった初心者の自分を受け入れてくれたのが大きかったです。打楽器全般を担当しているのですが、他パートの人もアドバイスをくれ、同期全員がお兄さんお姉さんといった感じです。

―部活で印象に残っていることはありますか

 2年生のコンクールですね。今までにないぐらい練習していたのですが、他の部員が時間を割いて、自分の練習をわざわざ見に来てくれたのが本当にありがたかったです。

 地区大会も県大会も、当日はめちゃくちゃ緊張しました。ステージから先輩が見えて、審査員みたいな顔しているんですよね。怖かったです。ですが演奏後、指導してくれた先輩から「思いの伝わるナイスな響きでした」という連絡が来て、思わずスマホにメモを取りました。うれしかったです。

―休みの日はいつも何をしていますか

 もっぱらカラオケか漫画を読んで過ごしています。特にカラオケは、ピーク時には週5回行っていました。いや、その時は行き過ぎて、カラオケで歌っている夢も見たので、実質週6回でしたね。

 おかげで少し歌が上手くなりました。今はカラオケ採点で「平均して平均点を超える」が目標です。

―将来について

 現時点では、英語の教員か、民間企業に就職するかで悩んでいます。そもそも自分は、テスト範囲を間違えたり、遅刻したり、業務連絡を忘れたりと普段からドジが多いので、将来以外にもさまざまなことに不安を感じることがあります。しかし、「やってみないと分からない」、「やらないともったいない」というのが自分の考えなので、そこは田村流楽観志向で、頑張って乗り越えていきたいと思います。
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