【ニュース】学務情報システム移行 履修登録にトラブルも
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本学の学務情報システムが新システム(UNIVERSAL PASSPORT 通称UNIPA)に移行した。旧システムは9月20日に利用が終了、新システムへのデータ移行作業を経て30日から利用が開始されている。
新システムのウェブ画面 |
新システムでは、旧システムからウェブページの画面が一新された。成績確認の際科目が詳細に分類され、進級や卒業に必要な講義の確認がより簡単になった。
本学担当者は今回のシステム変更について「旧システムでは履修登録時の動作が遅いなどの課題があった」とし、その上で「システムの稼働において最適なパフォーマンスの発揮をソフトウェア提供事業者が保証する契約をし、安定してシステムを利用できるようにした」ことを主な変更点に挙げた。紙で行っている各種申請のオンライン化も予定しているという。
新システムへの移行に伴い、一部で混乱も生じた。文学部で開講されている同一名称だが異なる内容の講義を登録する際や、実験を行う講義を同じ時間に二つ登録する必要がある際にエラーが生じるなど、円滑に履修登録が進まない事例が発生した。また旧システムに保存されていた通知が移行後すべて閲覧できなくなった。担当者は「旧システムとデータの構造が異なり、通知の移行が困難だった」ことが理由とした。
今回の移行に理学部2年の学生は「よりスムーズに作業ができ、アイコンが大きくなって見やすくなった。改善したと感じる」と話した。