【徒歩旅】松島まで歩いてみた
日の出を見るという目的なので日付が変わる日曜の深夜0時に地下鉄川内駅前に集合した。キャンパス内に人影がほとんど見られない中、集合場所に現れたのは弊部部員9名。
特に普段と様子が異なるようには見えず、いつも通り和やかな雰囲気だ。驚いたことに集合場所には筆者と同じ高校出身の者3名が見送りに来てくれた。集合写真を撮った後、深夜0時6分に川内駅を出発した。
最初はまだ人通りが多く、歓楽街の続く仙台市の中心部を歩いていく。部員は各自、楽しそうに会話しながら歩いている。初めは東に向かって歩いていくのだが、この時間にもかかわらず道路の交通量は想像していたよりも多かった。深夜3時ごろになり仙台市の海側の地域まで到達すると、部員の間の距離が大きく開いてきた。
3時すぎの休憩時点では最初ほどではないがまだみんな元気なようだった。そして、衝撃的なことにもう東の空がほのかに明るくなり始めた。その後どんどん空が明るくなっていき4時すぎには日が昇ってしまった。この頃になると、疲れたのか無口になり始める部員もいた。
5時手前、塩釜市の海岸まで来て休憩となった。普段見ることがない早朝の港はとてもきれいだった。あの気持ち良くひんやりとした空気と港の美しさは忘れられない。ここまで来ればもう松島はすぐかと思われたが、虫の多い不気味なトンネルや歩道のない幹線道路が出現し緊張感が高まる。みんな疲れて無口になっていった。
松島が近づくにつれ、かの有名な、たくさんの小さな島が海に浮かぶ風景が見え始め、胸が高まってきた。そして7時手前、ようやく全員でゴールすることができた。筆者は松島に何度も行ったことがあるのだが、やはり松島は絶景だと感じた。
大変ではあったが、長距離歩行は有意義でとても楽しいと感じた。弊部部員のメンバーでまた遠くまで歩いてみたいものだ。次は県境を越えてみたい。 (今野心誠)
