【告知・ネット限定】学友会マンドリン楽部・定期演奏会 ~3年生の集大成を披露~
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本学学友会マンドリン楽部が、今月21日に川内萩ホールで第54回定期演奏会を開催する。演奏会への意気込みについて、部長の尾崎智乙さん(理・3)に話を伺った。
演奏会は3部構成。今回の演奏会は「幅広い年代の人に演奏を聴いてもらいたい」との思いから、学生をはじめとして、普段はマンドリンの演奏会にあまり足を運ばないような人にも楽しんでもらうことを目標としている。そのため、第一ステージでは『さくらのうた』や『風之舞』といった吹奏楽やクラシック用の曲をマンドリン向けに編曲したものを、第二ステージではゲーム音楽のメドレーを、第三ステージではマンドリン用の曲を演奏するなど、さまざまなジャンルから曲を披露する予定だ。
その中でも特に注目してほしいのは、やはり第三ステージだという。演奏するのは、『絵本の旅』と、組曲『杜の鼓動』より『ある雪の日の記憶』の2曲だ。「『ある雪の日の記憶』は今の季節にぴったりな曲です。音楽と実際の景色を同時に楽しんでもらえたら嬉しいです」と尾崎さんは語る。一方『絵本の旅』はファンタジックな雰囲気を持つ曲だ。テンポがゆっくりなところから速いところまであり、ジャズのような曲調になる部分もある。一曲の中での雰囲気の変化に富んだ曲で、聴きごたえがあるという。
また、例年第二ステージでは、一般になじみのある曲をメドレー形式で演奏しており、今年は「ゲーム」に焦点を合わせたメドレーを演奏する。「学生のような若年層にとって親しみ深い曲が多くなっているはず」と尾崎さんは語る。他にも、映像や照明での演出も用意されており、聴覚だけでなく視覚でも楽しめるステージとなっている。
マンドリン楽部では、この演奏会を最後に3年生が引退する。演奏会の大枠を決めたり、選曲をしたりといった準備は、昨年の定期演奏会が終わったころから始めていたという。尾崎さんは「この演奏会が2年半かけてきた活動の集大成となります。同期や先輩、後輩みんなに感謝しながら演奏したいです」と演奏会にかける思いを語った。
定期演奏会は13時半開場、14時開演。入場無料となっている。マンドリンの暖かく、どこか懐かしさを感じさせる音色に、12月の忙しさで疲れた心を癒されに行くのはいかがだろうか。