【七大戦2022】アイホ3位 主将森野「優勝狙えた」
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第61回全国七大学総合体育大会(七大戦)アイスホッケー競技が、先月11日から17日にかけてベルサンピアみやぎ泉(黒川郡大和町)で行われた。同種目で本学スケート部が3位となり、史上初の七大戦総合4連覇に向けて、好スタートを切った。
新型コロナウイルスの影響で中止になる前の直近2大会で6位、7位と低迷していただけに、前主将の森野透広(理・4)は今大会の健闘を「本当にうれしい」と振り返る。
「走り勝つホッケー」が本学スケート部の持ち味。森野はそれに加え、今年は果敢に相手ゴールを狙う「ゴール前の貪欲さ」を目標に掲げていた。新型コロナでアイスリンクでの練習が限られる中、短期間で着実に練習を積んで臨んだ今大会。各大学の実力が拮抗する中で勝利を重ね、練習の成果が結実した形となった。
好成績を収めたスケート部だが、悔やまれるのは初戦の対京都大戦だ。最終第3ピリオドを3―1とリードして迎えたが、そこから3連続失点。逆転負けを喫した。「絶対勝つぞという気持ちが足りなかった」と森野。優勝も狙えた大会だっただけに、惜しい敗戦となった。
大事な初戦に敗れ、試合後は「かなり落ち込んだ」。しかし「一回負けて終わりじゃない」と気持ちを切り替え、2戦目は強豪北海道大と接戦を演じ、2―1で勝利。4勝2敗で大会を終えた。
「みんなホッケーに対して情熱がある」という次代は、アイスホッケー経験者が大半を占める。アイスホッケーへの熱意を胸に、スケート部が優勝を果たす日は近い。