大学祭で献血実施
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1日目には日本赤十字社による献血事業が川内萩ホール駐車場で行われ、さまざまな学生が訪れた。献血の実施に携わる人たちからは、献血の意義を訴える強い思いがあった。参加した学生からは「気軽に人の助けになれる」などの声が挙がった。
献血に参加した学生にその理由を尋ねたところ、「たまたま通りかかったので」「興味本位で」など、ちょっとしたきっかけで訪れたという人がほとんどだった。「簡単に人の助けになれる」「血液の検査ができる」「お菓子ももらえる」などのメリットを挙げ、「思ったよりも怖いものではない」「30分ほどで困っている人の助けになれる」といった献血をまだ受けたことのない人たちへのメッセージもあった。
健診医を務めた本学卒業生で医師の中川国利さんによると、かつては10代から20代が参加者の6割を占めていたが、現在は3割ほどまでに減少したという。「献血で提供された血液は2週間ほどで使われる。人の命を助け社会貢献にもなり、やりがいも感じられる」。かつて行われていた高校での献血事業も難しくなったと話し、「より多くの若者に関心を持ってほしい」と訴えた。