【秒撮】西公園の留学生
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日ごとに秋も深まる10月末。青葉区・西公園を散策すると、和装で記念写真を撮影している交換留学生たちに出会った。着物を着ているものの、足元は通常とは異なっている。正式な和装のような緊張感はなく、少々ちぐはぐな印象を受ける一方で、気兼ねなく話す彼らはとても印象的だ。暖かい日差し、色鮮やかな紅葉と相まって、彼らはなんだか美しかった。
交換留学生は欧州、北米などさまざまな国から訪れ、数週間から数カ月をかけて日本人と同じ授業に取り組み、専門分野の知識を学びながら日本の文化を体験していく。日本に住み慣れ、就職と永住も視野に入れている正規留学生に対して、交換留学生にとって日本の言葉、季節、行事は新鮮で、感動的なものだ。日本語の勉強に励み、さまざまな試験を突破して仙台にたどり着くのは一苦労。そのため、仲間と今までの努力を振り返りながら、西公園の紅葉との初秋の思い出を写真に収めたくなる。帰国後、日本に留学していたときを振り返ったら、きっと懐かしくなるだろう。
(スティーブン・リュウ)