【学祭】第76回東北大学祭 T-1グランプリ アカペラコーラス部・山梨県人会が優勝
第76回東北大学祭で、各企画の質の高さを競い合うT―1グランプリが開催された。教室部門は昨年2位だったアカペラコーラス部del mundoが、模擬店部門は昨年3位だった山梨県人会が優勝を果たした。教室部門では天文同好会が2位、地学ゼミナールが3位となり、模擬店部門ではM会が2位、東北大からあげ研究会が3位となった。今年のT―1グランプリで1~3位を受賞した団体は、来年度の大学祭へ無抽選で参加することができる。
T―1グランプリは、来場者の投票によってよりよい企画を選出する毎年恒例の企画である。最終日グランドフィナーレ企画において3位までの入賞団体の紹介および1位団体の表彰が行われた。
アカペラコーラス部によるライブ。歌声が教室に響き渡る |
アカペラコーラス部はB203教室で、アカペラのライブを行い、美しいハーモニーで観客を魅了した。部で学祭統括を務める相田紗希さん(工・2)は「本当にうれしいです。ここしばらく2位が続いていて、今年こそは1位をとりたいねっていろんな人と話していたので、それを実現することができて感動しました。学祭統括として、このような結果を部に残すことが出来て本当に良かったと思います」と喜びをあらわにした。
当日印象的だったことについて「部員の表情です。学祭ライブは他の演奏機会とは異なり、部員だけで一から作り上げたライブで、1番多くのお客さんに見てもらえる機会でもあります。そんな学内ライブだからこそ、部員の一体感を演奏や観客への呼びかけなどから強く感じました」と語った。
身も心も温まる「ほうとう」を提供した山梨県人会 |
山梨県人会は山梨の郷土料理『ほうとう』を調理、販売した。昨年初出店し、とても好評だったため、今年は販売数を昨年の1・5倍にしたという。広報担当の赤坂春斗さん(情報・修1)は「当団体として初のタイトル獲得に、驚きと喜びでいっぱいです。東北大で『ほうとう』『山梨』の名を轟かすことができて、県人会冥利に尽きる思いです」と初優勝の喜びを語った。
当日について「今年は麺類や汁物を扱うライバル店が多く、商品を売り切れるか不安でした。無事完売したときには一安心しました。〇〇県人会同士の交流もありました。県人会間で差し入れをしたり、呼び込みや接客を通して仲良くなった方の団体の企画に訪問したりといった、学祭ならではの楽しい交流が心に残っています」と述べた。