【ネタ記事】ズボラ飯、作ってみた ~身近な食材で手軽な夕食を~
https://ton-press.blogspot.com/2019/12/zuborameshi.html?m=0
ズボラ飯とは読んで字のごとく、手抜き料理のことである。一人暮らしをする上で決して避けられない家事の中で、「ダントツに面倒なのは自炊である」という主張には納得してくれる人も多いのではないだろうか。献立を考えること、食材を買いに行くこと、食後に洗い物をすること、そもそも食事をすることそのもの……。自炊を面倒に感じる理由は人それぞれであろう。
かくいう筆者も、入学当初は自炊に燃えていたが、最近では自炊に飽きてきたことや去年に比べて帰宅時間が遅くなったことを理由に、家に帰る頃には手間のかかる料理を作る気力もなくなっている。加えて、筆者の中では「食事」という行為の優先順位が非常に低く、お金をかけるのがもったいないと感じてしまうため、外食をすることもめったにない。さらには、夕食をあきらめてしまうこともしばしばだ。
しかし、人間は食事をしなければ生きていけない。そんなジレンマを抱える筆者の目に、1年ほど前に購入した鍋が映った。その時、筆者の頭に名案がひらめいた。「そうだ、雑炊なら簡単に作れる!」。かくして、筆者のズボラ飯製作が始まった。
【用意するもの】
・冷凍ご飯(適量)
・水(適量)
・好みのふりかけ(適量)
・卵(好きなだけ)
【作り方】
①鍋で水を沸騰させ、冷凍ご飯を投入して20分ほど放置。
②冷凍ご飯が大体解けた頃にふりかけを投入し、よくかき混ぜる。
③卵を割って、鍋に直接投入。スプーンでよくかき混ぜる。
たったの3工程だけで夕食の完成だ。しかも、鍋から直接食べられるので、洗い物も少なくて済む。これくらいであれば、気が向いたときはいつでも作れるだろう。自炊を続けるためには、効率よく、無理のない範囲で行うことが最も重要ではないだろうか。ズボラ飯であれば、買い物も洗い物も最低限で済むし、簡単に「食べた」という実感を得られるメニューを作れる。
いい感じのズボラ飯が作れたことを部室でドヤ顔で語っていると、とある部員から「味を知りたい」との意見が。しかし、筆者は極度の味オンチ。したがって、気の利いた食レポなどできるはずもない。そこで、数名の部員に実際に食べてもらうことにした。
調理場所は部室。冷凍ご飯を持ち込むのは困難なため、今回は例外的にご飯を炊くところから始める。
部室においてあった土鍋に、持参した米およそ2合を投入。そのまま適量の水に浸し、15分ほど中火にかける。その後、弱火にして10分放置してから火を消し、10分蒸らす。そうして出来上がったのは、雑炊からは程遠い、少し硬めの、何ともおいしそうな炊き立てのご飯。
なぜこうなってしまったのか。手順を一つひとつ思い返してみる。どうやら、ついつい炊飯器で炊く時と同じ分量で水を入れてしまったようだ。……癖とは恐ろしいものである。
あまりの凡ミスに、あ然とする筆者たち。ここからどうしよう……。すると、その場にいた部員がすぐさまコンビニに走り、チャーハンの素を買ってきた。筆者が持参した卵と合わせて、白米は無事においしいチャーハンへと生まれ変わった。
こうして程よい満腹感とともに、「ズボラ飯企画」は無事閉幕。なお、本記事の前半と後半で趣旨が変わっていることは気にしたら負けである。料理の最中に、当初の目的とは違うものを作りたくなる、または違うものが出来上がってしまうのはよくある話なのだから。
かくいう筆者も、入学当初は自炊に燃えていたが、最近では自炊に飽きてきたことや去年に比べて帰宅時間が遅くなったことを理由に、家に帰る頃には手間のかかる料理を作る気力もなくなっている。加えて、筆者の中では「食事」という行為の優先順位が非常に低く、お金をかけるのがもったいないと感じてしまうため、外食をすることもめったにない。さらには、夕食をあきらめてしまうこともしばしばだ。
しかし、人間は食事をしなければ生きていけない。そんなジレンマを抱える筆者の目に、1年ほど前に購入した鍋が映った。その時、筆者の頭に名案がひらめいた。「そうだ、雑炊なら簡単に作れる!」。かくして、筆者のズボラ飯製作が始まった。
【用意するもの】
・冷凍ご飯(適量)
・水(適量)
・好みのふりかけ(適量)
・卵(好きなだけ)
【作り方】
①鍋で水を沸騰させ、冷凍ご飯を投入して20分ほど放置。
②冷凍ご飯が大体解けた頃にふりかけを投入し、よくかき混ぜる。
③卵を割って、鍋に直接投入。スプーンでよくかき混ぜる。
たったの3工程だけで夕食の完成だ。しかも、鍋から直接食べられるので、洗い物も少なくて済む。これくらいであれば、気が向いたときはいつでも作れるだろう。自炊を続けるためには、効率よく、無理のない範囲で行うことが最も重要ではないだろうか。ズボラ飯であれば、買い物も洗い物も最低限で済むし、簡単に「食べた」という実感を得られるメニューを作れる。
いい感じのズボラ飯が作れたことを部室でドヤ顔で語っていると、とある部員から「味を知りたい」との意見が。しかし、筆者は極度の味オンチ。したがって、気の利いた食レポなどできるはずもない。そこで、数名の部員に実際に食べてもらうことにした。
調理場所は部室。冷凍ご飯を持ち込むのは困難なため、今回は例外的にご飯を炊くところから始める。
部室においてあった土鍋に、持参した米およそ2合を投入。そのまま適量の水に浸し、15分ほど中火にかける。その後、弱火にして10分放置してから火を消し、10分蒸らす。そうして出来上がったのは、雑炊からは程遠い、少し硬めの、何ともおいしそうな炊き立てのご飯。
なぜこうなってしまったのか。手順を一つひとつ思い返してみる。どうやら、ついつい炊飯器で炊く時と同じ分量で水を入れてしまったようだ。……癖とは恐ろしいものである。
あまりの凡ミスに、あ然とする筆者たち。ここからどうしよう……。すると、その場にいた部員がすぐさまコンビニに走り、チャーハンの素を買ってきた。筆者が持参した卵と合わせて、白米は無事においしいチャーハンへと生まれ変わった。
こうして程よい満腹感とともに、「ズボラ飯企画」は無事閉幕。なお、本記事の前半と後半で趣旨が変わっていることは気にしたら負けである。料理の最中に、当初の目的とは違うものを作りたくなる、または違うものが出来上がってしまうのはよくある話なのだから。