教えて! みんなのストレス解消法 ~自粛疲れをふっとばせ!~
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新型コロナウイルス感染症への対策として、大学のオンライン授業は今なお続き、「新しい生活様式」への対応を迫られるこのご時世。自粛疲れにより、ストレスをためている人も多いと聞く。この状況ではストレスを解消するにも一工夫が必要だろう。そこで、大学生たちにストレス解消法を聞いてみることにした。
さて、さまざまな友人たちと話し終わった後気づいたことがある。心なしか気持ちが明るくなった気がしたのだ。ストレス解消法を聞いて回るうちに、自分のストレスが解消されていったとは。ここで紹介したストレス解消法はあくまで一例である。いろいろな方法を試してみて、自分にあったストレス解消法が見つかれば幸いだ。
まずは本学文学部のA。「ストレス? 別にたまってないけど」。企画倒れである。何かないかとひねり出してもらうと、最近ロボット犬を飼い始めたという話が聞けた。よちよちと歩く姿はとても愛らしく、人に会えないさみしさがまぎれるという。また、家族や友達とビデオ通話をするようになったとも聞いた。
Aの他にも本学の学生数名に聞き込みをしたのだが、「生活リズムを破壊する」「散財する」といった、到底お勧めできない方法ばかりだったため、他大学の友人にも聞いてみることにした。しかし、「脳内に妹を作って可愛がる」だとか、「アニメのキャラクターになりきり騒ぐ」だとか突飛なものばかり飛び出し、聞いたことを後悔する羽目に。だが、中には興味深いものがいくつかあった。
京都大法学部のBは、大の野球好きで野球サークルにも所属している。しかし、5月時点ではサークル活動が禁止されただけでなく、プロ野球の開幕も延期され観戦すらできない状況であった。そこで目を付けたのが台湾の野球リーグ。4月中旬と諸外国と比べ早い段階から開幕していたため、日本のプロ野球の代わりとして配信サイトで試合を観て楽しんでいるという。
神戸大海事科学部のCは、なんと自宅でカクテルを作っている。一般に販売しているお酒が口に合わず、自分好みのお酒を自分で作ろうという考えたことがきっかけだという。彼はバーテンダーの投稿した動画を見て、その技術の高さに驚くとともに、カクテルづくりの奥深さに魅了され、日々研究しカクテルづくりに励んでいるのだとか。ただ、この度の外出自粛要請でまだバーには一度も行けていないらしく、本物の味を確かめたいとこぼす一幕もあった。落ち着いたら一緒にバーに行こうと約束を交わし、通話もとい取材は終了した。