2019ミス東北大グランプリ 佐藤永麻さん
本学では毎年大学祭の企画のなかでMr.&Ms.東北大コンテストを開催している。昨年Ms.東北大のグランプリに選ばれた佐藤永麻さん(歯・5)にミスコンや大学受験のこと、大学生活について伺った。
―ミスコンを振り返っての感想は
まさか自分が選ばれると思っていなかったので発表の瞬間はとても驚きました。ミスコンに出場するにあたって、公の場での振る舞い方を意識するようになりましたね。また自己分析をたくさんし、どのように自分の魅力を伝えるかといった自己プロデュース力が身につきました。出場を悩んでいる人で、自分にちょっと自信がない人や自分を見つめ直したい人は出場してみると得るものがあると思います。
―本学の入試対策はどのように行うと良いか
東北大の受験問題は難しいものも出題されますが、基本的な知識を使って解ける問題も多いです。予習復習など普通のことをきちんとやっておくことが一番の対策だと思います。
―本学の魅力は何か
留学生が多く在籍しているなど、色々な人がいて多くの刺激が得られることだと思います。先生も優秀な方々がそろっており、勉強熱心な人には本当に良い環境です。歯学部に関しては、学部全体の人数が少なくて顔見知りが多くできることも魅力の一つですね。
―歯学部ではどのようなことを勉強するか
1・2年生のうちは口内だけではなく、人体のあらゆる部位のことも勉強します。意外に思われることが多いのですが、口腔と全身には色々な関連があるので全身についても知っておく必要があります。
3年生くらいからはだんだんと臨床的な内容に入っていき、実際に病院で行われている治療法を学びます。例えば、今は模型を用いて歯を削る練習をしています。
―卒業後は何をやりたいか
将来的には歯科医師になりたいと考えています。大学院に進んで研究をすることも視野に入れていますが、私はどちらかというと患者さんとふれ合いたいと思っています。困っている患者さんを直接助けたい気持ちが大きいですね。
―高校生にメッセージはあるか
高校生のうちはその気になれば何にでもなれると思うので、自分の可能性を狭めないでほしいですね。また、受験を自己研鑽だと捉え、勉強面に限らず改善できることは改善し、正しいと思ったことは自信を持ってやると良いと思います。
現在はコロナ禍ということもあり、不安を抱えながら勉強している人も多いと思います。学校や予備校の先生はそのような気持ちをある程度くんでくれるはずです。自分のことを分かってくれる人たちのことを頼って良いと思います。