【秒撮】蔵王の御釜 ~悠久な大自然を眺望~
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仙台市中心部から南西へ車を走らせること約1時間、そこには非現実的な光景が広がっている。宮城県と山形県の境に位置する蔵王の御釜。蔵王刈田岳、熊野岳、五色岳の3峰が抱える円形の火口湖である。爆裂火口の底に水が溜まってできた湖で、別名五色沼とも呼ばれる。水の色は火山活動の有無によって変化し、筆者が訪れた際はエメラルドグリーンであった。御釜周辺には赤褐色の岩石が多くあり、その雄大な自然は日本の景色とは思えないほどの異彩を放っていた。
筆者が訪れたのは9月の4連休最終日。次第に旅行っムードが加速する中で、駐車場には県外ナンバーの車が多くあった。特に家族連れが目立ち、久しぶりの旅行に胸を弾ませる子供の姿も見られた。
御釜に向かう際に通る蔵王エコーラインは紅葉の名所でも知られる。毎年10月中旬に見ごろのピークを迎えるそうだ。本学は後期もオンライン授業が多く、息詰まる生活が続くが、たまには大自然を感じ気分転換してはいかかだろうか。