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【ニュース】秋の叙勲 瑞宝中綬章 本学関係者3人受章

  令和3年秋の叙勲の受章者が先月3日、発表され、4036人が受章した。本学の関係者では江村超名誉教授、宮下德治名誉教授、北村幸久元事務局長の3人が、瑞宝中綬章を受章した。3人の叙勲受章についての伝達式は1日、片平キャンパスで行われた。


 栄典は、国家や公共に対し功労のある人物、社会の各分野における優れた行いのある人物などを表彰するもの。このうち瑞宝章は、「公務等に長年にわたり従事し、成績を挙げた方」などが授与対象となる。


 伝達式において大野英男総長は「皆さまの輝かしい功績に対し、深く敬意を表しますとともに、本学へのご貢献に、改めて感謝を申し上げます」と述べ、3人に感謝と祝意を伝えた。


 受章者の略歴は、次の通り。


江村 超(えむら・たかし)1941年、富山県生まれ。69年に本学工学研究科博士課程を修了し、85年に本学工学部教授に就任。機械工学と電子工学の境界領域に及ぶ、広範囲にわたる専門分野の開発研究に精励した。2005年より、本学名誉教授。


宮下 德治(みやした・とくじ)1948年、山梨県生まれ。76年に本学工学研究科博士課程を修了し、93年に本学工学部教授に就任。高分子材料化学の分野において極めて薄い高分子超薄膜フィルムの開発に成功し、高分子ナノ材料の分野の確立に貢献した。2013年より、本学名誉教授。


北村 幸久(きたむら・ゆきひさ)1948年、千葉県生まれ。71年に千葉大を卒業し、同年、文部省(当時)に入省。2000年より本学事務局長を務め、02年には本学副学長に就任(12年まで)。本学をはじめ各機関において、文部行政に精力的に尽くした。

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