【受験生応援号2022】報道部入部問題 数学
問1 伊達政宗像のある仙台城跡からは仙台市内が一望できる。Tくんは、仙台市内のある地点Pから伊達政宗像を見ることができた。地図で確認すると、地点Pは伊達政宗像から300m離れていた。このとき、Tくんの仰角は15度で、地点Pの標高は40mであった。伊達政宗像の標高は何mか。整数で求めよ。ただし、√3 = 1.732を用いてもよい。
問2 次に、Tくんは地下鉄東西線に乗って仙台駅から川内駅に行こうとした。そこで、Tくんは規則Aに基づいて、下車方法を決定した。このとき、さいころを5回振って、ちょうど川内駅に降りる確率はいくつか。路線図は下の図1である。
[規則A]
1個のさいころを振ったとき
・さいころの出た目が偶数の場合、八木山動物公園駅方面に2駅進んで降りる。
・さいころの出た目が奇数の場合、荒井駅方面に1駅進んで降りる。
・もし行き先がない場合、その場にとどまることとする。
【解答】
問1 120m
tan15°= tan(45°‐30°)
= (tan45°- tan30°)/(1+tan(45°)×tan(30°))
= (1/2)・(√3-1)²
= 0.269
これより、伊達政宗像の標高は40+300tan15°
= 120m
問2 5/16
5回目で川内駅に降りる組み合わせは、さいころの出る目が偶数3回、奇数2回のみである。
(1/2)²・(1/2)³・(5!/(2!3!)) = 5/16
問3 x(t) = t²[m/s]、4.5×10秒
(dx(t)/dt) = v(t)で、x(0) = 0だから、x(t) = t²となる。
伊達政宗像に到着するまでの時間は、
t = √2000 ≈ 4.5×10秒
問4 ア
2/300000 = 6.7×10^(-6)
問5 ウ、エ
Tくんは広瀬川が好きなので、キャラクターの広瀬康一が登場する4部と5部が好きである。