【受験生応援号2022】報道部入部問題 生物
東北大学の受験のため初めて①仙台を訪れたY野さんとS木さんは、試験終了後、仙台名物を食べて帰ろうと考え、牛タン店を訪れた。以下の文は、二人がそこで交わした会話である。これを読んで、問1~5に答えよ。
Y野「わたし、牛タンって初めて食べるなあ。タンって、②牛のどこの部位なんだろう。」
S木「そんなことも知らないの。 A のことだよ。東北大学の受験生なんだから、それくらい常識でしょ。」
Y野「知らなかった…。意識が低くて恥ずかしいなあ。」
S木「反省してね。ところで、私たちは A 以外にも牛のいろいろな部位を食べるよね。」
Y野「確かに。普段からよく食べる③筋肉と脂肪のほかにも、胃、肝臓、小腸…それぞれに④ユニークな名前がついていて、面白いよね。」
S木「考えていたら、お腹が空いてきちゃった。名前の話はいいから、早く注文決めてよ。」
問1 A に入る言葉を、漢字一文字で答えよ。
問2 下線部①「仙台」について、仙台には牛タンと並んで有名な食べ物がある。もちや団子などと合わせて食べられることが多い、枝豆をすり潰して作られたペーストを何というか。名称を答えよ。
問3 下線部②「牛」について、仙台のブランド牛肉である仙台牛は、日本で唯一最高等級の肉質を持つ。日本食肉格付協会の肉質等級において、最高の肉質等級は何か、その数字を記せ。
問4 下線部③「筋肉と脂肪」について、次のア~エはそれぞれ、牛肉の部位である。これらを100gあたりのタンパク質含量が多い順に並べよ。なお、いずれも同条件(脂身つき、生)で計測するものとする。
ア ランプ イ もも
ウ かた エ ばら
問5 傍線部④「ユニークな名前」について、次のうち、牛ではない動物の内臓を指す言葉はどれか、記号で答えよ。
ア ハチノス イ レバー
ウ マルチョウ エ テッポウ
【解答】
問1 舌
問2 ずんだ
問3 5
問4 イ→ウ→ア→エ
問5 日本食品標準成分表2015年版(七訂)によると、各牛肉の100gあたりのタンパク質含量は、ランプ15.1g、もも19.2g、かた17.7g、ばら11.0g。
問6 エ
問7 テッポウはブタの直腸。