【ニュース】震度6強 本学でも多数被害 図書館や入学式にも影響
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先月16日午後11時36分ごろ、福島県沖を震源とするマグニチュード(M)7・4の地震が発生した。宮城県、福島県で最大震度6強を観測し、一時は津波注意報が発令される事態となった。本学の各キャンパスが所在する仙台市青葉区では、震度5強を観測した。電力供給量の低下や、東北新幹線の運転見合わせなど、現在も地震の影響が続いている(3月26日時点)。
本学災害科学国際研究所の遠田晋次教授は、今回の地震を「昨年2月13日に発生した福島県沖の地震(M7・3)の余震の一つ」と分析している。
本学附属図書館も書籍の落下や、天井からの漏水、設備の破損など大きな被害を受けた。本館は一時、利用を制限していたが、23日から地震前と同じ利用時間で使用できるようになった。ただし、本館1号館の一部と2号館は依然として利用できない。1号館は、一部を除き3月中にはほぼ復旧が完了できる見込み(3月26日時点)。2号館の完全復旧は5月の連休明けごろを見込んでいる。
今回の地震の影響により、今月6日に予定されていた入学式の会場が、カメイアリーナ仙台(仙台市太白区)からゼビオアリーナ仙台(仙台市太白区)に変更された。当初は、大学院1年生対象と学部1年生対象の2部構成で行われる予定だったが、合同で実施することになった。