3回目接種 始まる ~新型コロナ 大学拠点接種~
本学の学生、教職員を対象とした新型コロナウイルスワクチン職域接種(大学拠点接種)の3回目接種が、2月21日から始まった。予約は専用サイトで行い、「接種券付予診票」などが必要。会場は前回まで(1、2回目接種)と同じで、期間は5月31日までを予定している。
国内での3回目のワクチン接種は、2回目接種から6カ月経過した人が対象。本学での追加大学拠点接種の開始は、ワクチン接種の加速化と地域医療の負担軽減のため、政府の方針に沿った形だ。
本学の3回目接種の予約は、学内システムを用いた前回までと異なり、本学HPから専用サイト「みやぎ電子申請サービス(大学拠点接種サイト)」にアクセスして行う。申し込みには、住民票のある自治体から発行される3回目の「接種券付予診票」と東北大IDが必要。このうち「接種券付予診票」は、接種当日の持参も必須となる。接種券が届かない場合は、住民票のある自治体に問い合わせることとなる。
接種会場は前回までと同様で、ヨドバシ仙台第2ビル(仙台市宮城野区)に設置されている「東北大学ワクチン接種センター」。使用するワクチンも、前回までと同じ武田/モデルナ社製だ。ファイザー社製ワクチンの接種を希望する場合は、自治体の提供する接種へ申し込むこととなる。
本学の3回目接種では、接種前後で大学に提出する書類などはない。1、2回目接種の本学での実施は終了しているため、希望する学生、教職員は各自で自治体に申し込む。
3回目接種を本学の拠点接種で受けた学生からは「大学から届いたメールからすぐに予約でき、簡単だった」(文・2)などの声が聞かれた。予約手続きの簡便さも、学生の接種を後押ししているとみられる。
接種を所管する本学人事労務課の担当者は、予約に際し「本学HPに掲載されている案内やQ&A、厚労省HPなどを十分確認の上、申し込んでほしい」と説明する。また、接種をするかどうかは本人の自由意思によるものだと強調した上で、「接種の有無により差別的な扱いを受けることがないよう、配慮をお願いしたい」と呼びかけている。
▼東北大学「新型コロナウイルスワクチン接種(大学拠点接種)について」
https://www.bureau.tohoku.ac.jp/covid19BCP/vaccine_info.html