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本学教員が論文不正 農学研究科の准教授

  本学は2月3日、本学教員が発表した論文2編について、不正行為を認定したと発表した。本学は不正を行ったとする教員に論文の撤回を勧告しており、今後再発防止に努めるとしている。


 不正を行ったとされているのは、本学大学院農学研究科に所属する准教授1名。准教授が責任著者である論文2編について2020年4月、研究データなどに疑義があると、本学の研究担当の理事・副学長に対し告発があった。本学が調査委員会を設けて調査を行った結果、2編の論文には①データの改ざんがあった②学生の実験データの盗用があった③データ整理を行った学生が著者に含まれないなど不適切なオーサーシップがあった④関連のない外部資金の支援を記載するなど不適切な謝辞があった―と認定した。


 調査委員会は、准教授の研究に対する姿勢の甘さなどが要因だと指摘。本学は、准教授に該当する論文の撤回を勧告しているが、本紙の取材に対し、当該論文の影響や撤回の有無については「回答を控える」と説明。准教授への処分については「検討している」と回答した。


 本学は「このような事態が発生したことを重く受け止め、研究活動に係る研究倫理の更なる徹底を図り、再発防止に向けて取り組んでいく」とコメントしている。


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