【ニュース】北青葉山 厚生会館 来月から利用へ ~2カ月遅れで竣工~
北青葉山厚生会館と本学附属図書館北青葉山分館の改修工事が先月31日に終了し、北青葉山センタースクエア(仮称)が完成した。購買店舗と食堂は来月中旬、図書館と新築部分のナレッジ・コリドー(渡り廊下)は11月中旬の利用開始を予定する。学生・教職員が新施設に立ち入れるようになるのは、店舗、図書館それぞれの利用開始以降となる。
外構工事中の北青葉山センタースクエア(仮称) |
北青葉山センタースクエア(仮称)は、厚生会館と図書館をナレッジ・コリドーで連結し一体化した施設。昨年7月から始まった工事は、半導体不足による設備機器の納期遅延によって工期が延びた。当初の予定だった今年3月から、約2カ月遅れての
新施設の購買店舗では今夏以降、無人での24時間営業を開始予定。図書館の閉館時間も現在の午後5時から延長され、改修以前の午後8時まで戻る。青葉山北キャンパスに所属する学生は午前0時までの利用が可能になり、特に夜間の利便性向上が期待される。
青葉山北キャンパスでは、「『北青葉山コモンズ(仮称)』共創拠点形成事業」が進行中。第1弾の厚生施設改修が完了に近づき、続く第2弾には事務施設の集約化が予定される。都築研究科長は「学習環境が整ったキャンパスを見て、学生には大学に来るモチベーションを上げてほしい」と、新たなキャンパスに期待を寄せた。