【七大戦】ソフトテニス男女優勝 互いに刺激 「負けられない」
ソフトテニス男子競技、ソフトテニス女子競技[8月26日~30日・名古屋市千種区の名古屋大学山の上グラウンドテニスコート]
本学男子が全試合で勝利して優勝。女子は名古屋大に1敗したものの他5試合で勝ち抜き優勝となった。
団体戦は総当たりで行われた。ダブルスで男子は3試合以上先取、女子は2試合以上先取して勝利となる。
得点を取ってハイタッチをする森泉松岡ペア(同部提供) |
男子は5試合目、北海道大と対戦。開始2試合を先取されてしまう。「全試合ぎりぎりだった」と男子主将の松岡龍也(工・3)。苦しい試合を切り抜けられたのは、応援の力だという。追い込まれた状況だからこそ応援が必要だと思い、「もっと盛り上がっていこうぜ!」と鼓舞した。女子部員も全員駆け付けた。ともに練習してきた女子に「かっこ悪いところは見せられない」と奮い立った。松岡の出場は4試合目で、3試合目で負けてしまえば試合終了だったが、「絶対勝つだろう」とメンバーを全面的に信頼した。結果、その後3試合で勝利をもぎとり、北海道大に逆転勝ちした。
大阪大にサーブを打つ西田橋本ペア |
一方女子は2試合目、名古屋大に1―2で敗北。名古屋大、北海道大と勝率が並び、勝利数で優勝が決まった。3対戦目以降は一度も敗北せず毎試合3―0で勝利。優勝トロフィーを手にした。女子主将代理の鈴木紗依(工・3)は、「男子の逆転勝利の瞬間を見たことで、士気が高まった」と語った。
今年は男女ともに若いチームだった。男子は団体戦初出場が半分以上、女子は3年生が鈴木1人だった。来年はメンバーがほぼ変わらず、優勝を経験したチームで挑む。
▽総合成績
男子①東北大②北海道大③九州大④大阪大⑤名古屋大⑥京都大⑦東京大
女子①東北大②北海道大③名古屋大④大阪大⑤九州大⑥京都大⑦東京大