【ネタ記事】ドキッ!? 真夜中のホラーゲーム
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新歓時期も終わり、落ち着いてきた、というよりもいつもの状態を取り戻し始めた報道部。そろそろ新入生もネタ記事に参加し始める時期である。ということで、新入生発案でゲームセ○ターCXよろしく、ゲーム実況をすることにした。挑戦するのは新進気鋭の新入部員N君。怖いものが苦手で、小学校のころの文化祭のお化け屋敷がトラウマになっているという彼に、ここは報道部らしく身体を張ってホラーゲームをやってもらうことにした。
挑戦するゲームはフリーゲームの「青鬼」。森の奥深くにある廃墟に化け物が出るという噂を聞いて、興味本位で訪れた4人組がブルーベリー色をした全裸の巨人から逃げ回るというものだ。
せっかくのホラーゲームである。怖くなければ意味がない。ということで、決行は深夜12時から、灯りを消し真っ暗になった部室でプレイしてもらった。
この企画は先輩SのノートPCで行われたのだか、金曜日の夜ということもあり、飲み会でたまたま集まっていたOBの手により、ハードディスクの中身が新入生達に晒されるというハプニングが発生。
中には新聞の紙面には書けないようなゲームが詰まっていた。ゲーム実況を前に、話題をすべて持っていかれそうになるも、何とか軌道修正。ゲームスタートである。
3時間ほど前まで、麻雀で連勝し得意げになっていたN君であるが、開始直前になると、かつての勢いを失い弱気になり始めていた。プレイ開始後3分ほどだろうか、オープニングが終わった辺りでN君が「帰りたい」などと泣き言を言うが、されどここは報道部。ビビるN君にプレイを続行してもらう。彼の周りには多くの部員が集まっていた。ニヤニヤしながら見守る者、驚く瞬間を激写しようとしながらカメラを構える先輩O、様々であった。まさに四面楚歌である。
序盤、まだ逃げることに慣れておらず、ゲームオーバーを頻発する(このゲームは敵と接触すると即死である)N君が一言、「なんでお化け屋敷で死ななくちゃいけないの(涙声)」。ここはお化け屋敷などというアミューズメント施設ではない。本物の化け物屋敷である。
主人公は神出鬼没の青鬼に翻弄され、仲間たちが一人、また一人と凄惨な死を遂げていく。N君はヒロインの美香が死んだときが一番落胆していた。露骨である。
途中謎解きに苦戦するも、部員たちに助けられながら何とかクリア。クリア後には「心臓がかゆい」と、いまいちよく分からないコメントを残してくれた。
この企画には怖がりなN君のビビる様子を見てみたい、という意図もあったのだが、周りに人が多すぎて正直そんな空気ではなかった。悲鳴を聞くことはできなかったが、ある程度怖がってくれたのでよしとしよう。