【東北制覇】学友会男子ラクロス部・東北学生ラクロスリーグ優勝!
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学友会男子ラクロス部は10月27日多賀城緩衝緑地公園陸上競技場にて行われた東北学生ラクロスリーグFINALを制し、優勝を果たした。
「目標は全国大会出場。そのためには、この試合に勝ち、さらに九州、中四国の優勝校を倒さなければなりません。当然、この試合は圧勝します。決勝に合わせたオフェンスの策も用意してありますから」。
試合前、胸を張ってこう語った田口主将は勝利を確信するほどの自信であふれていた。それもそのはず。チーム総当たりの予選において東北大学は7試合でわずか7失点。東北リーグ屈指のディフェンスを誇っている。決勝戦でもその強固なディフェンスを見せてくれるのか。台風の過ぎ去った27日の昼過ぎ、静かに吹く風の中、激しい闘いが始まった。
最初にボールをとったのは岩手大学。速いパス回しとスティックの激しいぶつかり合いが地上最速格闘球技と呼ばれるラクロスの醍醐味を感じさせる。開始12分、東北大学は、渡辺選手からパスを受け取った八木選手がディフェンス陣をかわし、シュート。貴重な先制点を奪う。しかしその後は果敢に攻めるもなかなか決まらない。18分、一瞬の隙をつかれ、点を決められてしまう。さらに第2クウォーター直後にも追加点を許し、1対2。しかし、ここから東北大学の怒涛の攻撃が始まる。相手ディフェンスがこぼしたボールを金谷選手が拾い上げ、ゴーリーの足元へ決め、同点とすると、再び金谷選手が勝ち越しの一発。その後も渡辺選手、田口主将がそれぞれ決めて、5対2と3点リードで試合を折り返す。
第3クウォーター序盤は岩手大学が粘りのある攻めを繰り広げるが東北大学もようやく本来の力を発揮。隙を見せない守備で攻撃に耐えるとさらに2点を追加。1点を取り返されるも最終第4クウォーターへ。このまま東北大学が逃げ切りかと思われたが、岩手大学も簡単には終わらない。終わらせない。開始直後、素早いパス回しから決められると、今度はディフェンスをかわされ、続けざまに失点を許してしまう。流れは確実に岩手大学へ。なおも攻撃は続き、防戦一方に。予想外の展開に応援席にも緊張が走る。しかし、タイムアウトが東北大学に流れを引き戻す。タイムアウト終了直後、迫力あるシュートで一点を取り返すと、終了7分前には試合を決定づける9点目で再び4点差に。1点を返されるも岩手大学の反撃はそこまで。逃げきった東北大学は7年ぶり9度目となる東北学生ラクロスリーグ優勝を果たした。
田口主将は試合後、「まず、勝たなきゃいけない試合に勝ち切れたのはよかった」と、喜びを表す一方で「第4クウォーターで相手に追い上げられるなど要所で課題が見えた。東北、九州、中四国の代表が集まる三地区大会は一日で2試合をこなすのでコンディションを整えながら課題に向き合いたい」と、今回の試合を振り返り、次を見据えた。次の舞台は所変わって福岡。南の地で東北魂を見せてくれるか。ラクロス部の活躍に期待が高まる。
「目標は全国大会出場。そのためには、この試合に勝ち、さらに九州、中四国の優勝校を倒さなければなりません。当然、この試合は圧勝します。決勝に合わせたオフェンスの策も用意してありますから」。
試合前、胸を張ってこう語った田口主将は勝利を確信するほどの自信であふれていた。それもそのはず。チーム総当たりの予選において東北大学は7試合でわずか7失点。東北リーグ屈指のディフェンスを誇っている。決勝戦でもその強固なディフェンスを見せてくれるのか。台風の過ぎ去った27日の昼過ぎ、静かに吹く風の中、激しい闘いが始まった。
最初にボールをとったのは岩手大学。速いパス回しとスティックの激しいぶつかり合いが地上最速格闘球技と呼ばれるラクロスの醍醐味を感じさせる。開始12分、東北大学は、渡辺選手からパスを受け取った八木選手がディフェンス陣をかわし、シュート。貴重な先制点を奪う。しかしその後は果敢に攻めるもなかなか決まらない。18分、一瞬の隙をつかれ、点を決められてしまう。さらに第2クウォーター直後にも追加点を許し、1対2。しかし、ここから東北大学の怒涛の攻撃が始まる。相手ディフェンスがこぼしたボールを金谷選手が拾い上げ、ゴーリーの足元へ決め、同点とすると、再び金谷選手が勝ち越しの一発。その後も渡辺選手、田口主将がそれぞれ決めて、5対2と3点リードで試合を折り返す。
第3クウォーター序盤は岩手大学が粘りのある攻めを繰り広げるが東北大学もようやく本来の力を発揮。隙を見せない守備で攻撃に耐えるとさらに2点を追加。1点を取り返されるも最終第4クウォーターへ。このまま東北大学が逃げ切りかと思われたが、岩手大学も簡単には終わらない。終わらせない。開始直後、素早いパス回しから決められると、今度はディフェンスをかわされ、続けざまに失点を許してしまう。流れは確実に岩手大学へ。なおも攻撃は続き、防戦一方に。予想外の展開に応援席にも緊張が走る。しかし、タイムアウトが東北大学に流れを引き戻す。タイムアウト終了直後、迫力あるシュートで一点を取り返すと、終了7分前には試合を決定づける9点目で再び4点差に。1点を返されるも岩手大学の反撃はそこまで。逃げきった東北大学は7年ぶり9度目となる東北学生ラクロスリーグ優勝を果たした。
田口主将は試合後、「まず、勝たなきゃいけない試合に勝ち切れたのはよかった」と、喜びを表す一方で「第4クウォーターで相手に追い上げられるなど要所で課題が見えた。東北、九州、中四国の代表が集まる三地区大会は一日で2試合をこなすのでコンディションを整えながら課題に向き合いたい」と、今回の試合を振り返り、次を見据えた。次の舞台は所変わって福岡。南の地で東北魂を見せてくれるか。ラクロス部の活躍に期待が高まる。