SDGsシンポジウム開催 ~河野太郎外相ら有識者集まる~
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東北大学SDGsシンポジウム「持続可能な開発目標(SDGs)の達成とグローバル人材」が、昨年12月21日、仙台国際センターで開催された。本シンポジウムは、本大学大学院国際文化研究科で来年度より新たに「グローバルガバナンスと持続可能な開発プログラム(G2SD)」を開講することと、MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社の寄附による「寄附講義」の開設を記念しての開催。企業や金融など、多くの分野から関心が寄せられ、会場の700席は満席になった。
持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年の国連サミットで採択された30年までの国際目標で、持続可能な世界を実現するための大きな17のゴールと、その中の169のターゲットから構成されている。本シンポジウムでは、グローバル人材の育成の観点から、基調講演とパネルディスカッションが行われた。
冒頭、主催者である本学の大野英男総長が挨拶。本学が東日本大震災をきっかけにSDGsに取り組んできたことを説明し、「東北大学では多様なセクターとのパートナーシップを結び、SDGsにさらに積極的に取り組んでいきたい」と述べた。
第1部基調講演では外務大臣の河野太郎氏をはじめ、4人が講演。それぞれの経験や分野に基づいて、SDGsの重要性を説明した。キャスターとして活躍する国谷裕子氏は、自身の報道の経験から、「SDGsの達成には『社会的対話』『連携』『再結合』が必要だ」と語った。
第2部パネルディスカッションでは、JICA東北所長の須藤勝義氏の進行で、4人のパネラーがSDGsにおけるグローバル人材の育成の必要性を発表した。いまだSDGsの認知度が低いことが問題として挙げられ、地方自治体や企業、教育、市民がそれぞれどのようにSDGsに関わっていくべきかが討論された。須藤氏は、「昨今の気候変動が著しい。それを受けて世界では予想以上に速いスピードでSDGsへの取り組みが進められている」とまとめた。
本シンポジウムは、産学官地域それぞれの立場から議論。SDGsの目標とする「地球上の誰一人として取り残さない」という言葉がたびたび使用された。SDGs達成のために、政府、企業、金融そして教育機関が国際的に連携し、市民一人一人が積極的に取り組むことの必要性を強く訴えるシンポジウムとなった。
持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年の国連サミットで採択された30年までの国際目標で、持続可能な世界を実現するための大きな17のゴールと、その中の169のターゲットから構成されている。本シンポジウムでは、グローバル人材の育成の観点から、基調講演とパネルディスカッションが行われた。
冒頭、主催者である本学の大野英男総長が挨拶。本学が東日本大震災をきっかけにSDGsに取り組んできたことを説明し、「東北大学では多様なセクターとのパートナーシップを結び、SDGsにさらに積極的に取り組んでいきたい」と述べた。
第1部基調講演では外務大臣の河野太郎氏をはじめ、4人が講演。それぞれの経験や分野に基づいて、SDGsの重要性を説明した。キャスターとして活躍する国谷裕子氏は、自身の報道の経験から、「SDGsの達成には『社会的対話』『連携』『再結合』が必要だ」と語った。
第2部パネルディスカッションでは、JICA東北所長の須藤勝義氏の進行で、4人のパネラーがSDGsにおけるグローバル人材の育成の必要性を発表した。いまだSDGsの認知度が低いことが問題として挙げられ、地方自治体や企業、教育、市民がそれぞれどのようにSDGsに関わっていくべきかが討論された。須藤氏は、「昨今の気候変動が著しい。それを受けて世界では予想以上に速いスピードでSDGsへの取り組みが進められている」とまとめた。
本シンポジウムは、産学官地域それぞれの立場から議論。SDGsの目標とする「地球上の誰一人として取り残さない」という言葉がたびたび使用された。SDGs達成のために、政府、企業、金融そして教育機関が国際的に連携し、市民一人一人が積極的に取り組むことの必要性を強く訴えるシンポジウムとなった。