【学食のグルメ】⑮―川内南キャンパス・文系喫茶ルポー かつおユッケ丼
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経済学部の筆者は大学生活の4年間を川内キャンパスで過ごす。今年がその2年目だが、2年目となるとさすがに大半の学食メニューを食べてきたつもりだ。朝はBush Clover Cafe、昼は文系食堂またはクルール、夜はBee ARENA Cafeまたは川内の杜ダイニング。1週間その組み合わせを変えながら学食を食べているが、マンネリ感は否めない。そう思いながらも文系食堂に向かったある日、入り口横におしゃれな看板を見つける。「文系喫茶ルポー」の看板だ。
川内キャンパスの学食の中でも、ここだけは2、3回しか来たことがなかった。新鮮さを求め入店すると、オルゴールの音楽が流れており、店内は落ち着いた雰囲気だ。今回注文したのはセットメニューの「かつおユッケ丼」。小鉢とみそ汁がついて税込561円だ。注文後ナンバープレートが渡される。
そう、「文系喫茶ルポー」は食事をセルフで運ぶのではなく、店員が自分の席まで運んで来てくれる。まるでレストランに来た気分だ。運ばれてきたどんぶりの中をのぞくと、温かいご飯の上に大葉、5枚ほどのかつおが乗っている。かつおは甘辛いユッケのたれとよく絡み、箸が止まらない。本学の学食メニューの主菜は主に鶏肉を使ったものが多いため、生魚を食べるのは新鮮だ。筆者が心のどこかで抱いていたマンネリ感にピリオドが打たれた気がした。
文系喫茶ルポーは平日11時〜14時に営業している。席数が他の学食と比べ少ないこともあり、12時台は待ち時間が発生することもあるため、その前後の時間帯を狙うのがよいだろう。ただ、セットメニューは日替わりで、毎日かつおユッケ丼があるとは限らないので注意してほしい。