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【新入生向け】図書館を活用しよう! ~特色や利用方法を紹介~

 レポートや調べものに本を使うのは欠かせない。本学の図書館事情はどうなっているのか。附属図書館の特色や使い方、サービスについて特に1年生の皆さん向けに紹介する。


 附属図書館には本館のほか、医学分館、北青葉山分館、工学分館、農学分館がある。1年生の間に最も利用するのは本館になるだろう。

 本館は川内南キャンパスにあり、人文社会科学系や学部生向けの資料、貴重資料など282万冊以上を所蔵する(昨年3月末現在)。1号館北側1階の学生閲覧室には文庫や新書などが、2階の閲覧室には各分野の学部生向けの資料が並ぶ。南側2階のグローバル学習室には英語の多読で使うテキストや留学生向けの資料がある。地下には書庫があり、130万冊以上の資料が眠る。なお、学部生が書庫に立ち入るには書庫ガイダンスの受講が必要となるので注意してほしい。

 本を借りる時は自動貸出機の利用が便利だ。自分の学生証を挿入し、本に付いているバーコードを機械に読み取らせるだけで借りられる。もちろん、カウンターでも手続きできる。学部生は基本的に10冊まで3週間借りられる。貸出機や図書館のネットサービス「My Library」を通じて返却期限を延長することも可能だ。返却の際は借りた本をカウンターに持っていく。学生証を提示する必要はない。


 1号館には友人らと向かい合って勉強できるボックス席や、予約が必要なグループ学習室などもある。パソコンを借りたり、有料で資料のコピーをとったりすることも可能だ。また、グローバル学習室に向かう途中には飲食可能なラウンジが設けられている。自動販売機も設置され、休憩や気分転換に使う人が多いようだ。

 本館には2号館もある。1号館の奥に連絡通路があり、そこから入ることができる。2号館には統計資料や貴重資料などが所蔵されている。1号館に比べ、利用者が少ない印象を受けるが、行ってみると思いがけず興味を引かれる資料と出会えるかもしれない。

 医学分館は星陵キャンパスにある。医学、歯学、看護学系の資料を所蔵。貴重なコレクションとして『解体新書』がある。なお、リニューアルのため9月まで休館しており、現在は臨時に図書室を設けてサービスを継続している。

 青葉山北キャンパスの北青葉山分館は理学、薬学系の資料をそろえる。工学分館(青葉山東キャンパス)は工学、環境科学、医工学、情報科学系の資料を扱う。農学分館は青葉山新キャンパスの青葉山コモンズ内にある。農学、生命科学系の資料を取りそろえる。

 いずれの分館も、閉館時の一部時間帯にも利用できるが、時間外利用ができるのは北青葉山分館なら理学部、薬学部の学生のみというように、各分館が立地するキャンパスの構成員に限られる。本館同様、グループ学習室や閲覧室なども利用できる。分館で学部生が借りられるのは5冊までで、期間は2週間。本館で借りられる冊数とは別カウントだ。

 図書館は公式ホームページTwitterなどで情報を発信している。ホームページでは所蔵されている資料を検索することもできる。在学中にはぜひ図書館を存分に活用してほしい。
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