【秒撮】多賀城あやめ園 艶麗な花々が見ごろ迎える
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艶麗な花々が見ごろを迎える多賀城跡あやめ園(多賀城市)。定番の紫に加え、白、黄、ピンクなど色とりどりの花弁の鮮やかさが6月の曇天に際立つ。
あやめ園は多賀城跡の一角にあり、約2万1千平方メートルの園内にはアヤメの他、カキツバタやハナショウブが植えられている。園内には花々に囲まれるように橋が設置されており、花札の「菖蒲と八つ橋」の絵柄のような景色を楽しむことができる。
先月18日から25日には3年ぶりに多賀城跡あやめまつりが開催された。祭りの期間中、22日から24日の夜にはライトアップイベント「多賀城光のインスタレーション」が行われた。
アヤメは古代から同市に自生しており、1986年に市制施行15周年を記念して市花となった。多賀城には奈良・平安時代に陸奥国の国府が置かれ、東北地方の中心地として栄えた歴史がある。現在、多賀城跡は国の特別史跡に指定されている。また、平城宮跡(奈良県)、大宰府跡(福岡県)と同じく日本三大史跡の一つとしても知られる。