【ニュース】学生の声 夕定食に反映 野菜増量など 食堂部・おおわん連携
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東北大学生協の運営する学内食堂で、提供されている全ての夕定食が5月23日からリニューアルされた。夕定食に大きな変更があるのは、2020年以来2年ぶり。生協食堂部が生協学生委員会(おおわん)と連携し、学生の声を積極的に取り入れた。
(東北大学生協提供) |
大きな特徴は、野菜の量が増加したこと。揚げ鶏がメインの定食では、付け合わせのキャベツの量が35グラムから50グラムになり、従来は添えられていなかったパプリカが追加された。また、副菜の小鉢に選択制を導入。これまでは日替わりで全員に同じ小鉢がついていたが、自分の好きなメニューを選べるようになった。今月には、野菜を鍋もののように煮込んだ新メニュー「お椀鍋定食」も追加予定だ。
今回のリニューアルは、生協組合員の代表会議であるキャンパス総代会議において、夕定食の改善に関わる意見が出されたことがきっかけ。これを受けた食堂部がおおわんのメンバーと協力し、今年1月に「夕定食に関するアンケート」を実施した。「野菜を多く取りたい」「メニューにバリエーションが欲しい」などの回答が見られ、メニューへの反映へと踏み切った。
生協青葉山地区食堂部の伊藤樹央主任は「キャンパス人口の増加に伴い、食堂の利用者も多くなっている。学生と意見を交換しながら、これまで以上に満足していただけるような食堂にできたら」と話す。今回のリニューアルをきっかけに、より学生の意見を取り入れていこうとする姿勢を見せた。
生協では、夕定食アンケートを実施中。回答は二次元コードから。