全国緑化フェア 本学団体が参加
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本学の学生団体が、4月26日~今月18日に開催中の第40回全国都市緑化仙台フェアに参加している。参加団体の一つ、一般社団法人ReRootsは、本学学生を含む仙台市の学生が運営するボランティア団体だ。普段は仙台市若林区沿岸部で、震災復興や地域支援を行っている。
ReRootsのメンバーとわらアート(ReRoots提供) |
ReRootsの展示は、「せんだいわらアート」。稲わらで作られた約3~4メートルのオブジェである。使用した稲わらは全て若林区で取れたものだ。若林区の農業は、東日本大震災の津波によって甚大な被害を受けたが、農家やボランティアの努力によって、再びコメや野菜を生産できるようになった。作品には、農家のたくましさや、多世代とのつながりが表現されている。
ReRootsが「せんだいわらアート」を展示するのは今年で9年目。例年は9月下旬~12月初旬に展示を行っており、毎年のべ6~7万人が訪れる。今年は緑化フェアの期間に合わせての展示となった。制作には若林区内の有志も参加し、地域の人たちのつながりを広げている。
会場では記念写真の撮影や、稲わらに直接触れることもできる。作品はフェア期間中、せんだい農業園芸センター(仙台市若林区)に展示されている。