今岡仁特任教授(客員)学生と対談~本学未来型医療創造卓越大学院プログラム~
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6月21日、本学未来型医療創造卓越大学院プログラムの一環で、日本電気株式会社NECフェローの今岡仁特任教授(客員)へのインタビューが行われた。今岡特任教授(客員)は令和5年春の褒章において、顔認証技術を開発した功績で紫綬褒章を受章している。
紫綬褒章を受章した今岡特任教授(客員)
(提供写真)
インタビューは同プログラム生の平山英幸さん、久保田雄大さんの進行で行われ、顔認証技術の医療への導入や、今岡特任教授(客員)の仕事への向き合い方などについて、幅広く話し合われた。
平山さんは自身が緩和ケア看護を研究している立場から、顔認証技術で患者の痛みなどを定量的に評価できるか質問。今岡特任教授(客員)は「脈拍はある程度測定できる。医療機器まではいかなくとも、医療を支援するレベルまでは持っていきたい」と展望を語った。
「仕事で大切にしていることは」との質問に対しては、テーマを選ぶ際に「広く使われるもの」を選ぶように心がけていると話した。
また、自身が企業で研究を行っていることについて、「どのような立場にいようが、ずば抜けたことをした方がいい」と話し、学生は自分の課題や何が必要なのかについて深く考えるようにしてほしいとエールを送った。
インタビューの様子は同プログラムのホームページから見ることができる。