【保育園特集】星陵 東北大学病院の職員らを支援
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学内保育施設として、星の子保育園や星の子ルームも設置されている。星の子保育園は2018年4月に開園した、企業主導型保育事業による認可外保育施設である。東北大学病院の職員などの健常な乳幼児などを対象としており、育児と子育ての両立を支援している。
前身となる事業所内保育所は10年に開設されていたが、定員は26名と少なく、産休や育休の取得数に対して受け入れが追いつかなかった。そのさなか、第42代東北大学病院長で第21代総長の里見進氏と親交の深かった故吉村しげを氏の遺贈により、旧吉村邸跡地に本保育園が設立された。定員は120名に拡大され、現在に至るまで多くの子どもを預かっている。
軽症病児・病後児保育室の星の子ルームは、その前身が01年に東北大学病院内に設置された。発熱などの症状があり集団生活が困難だが、家庭に世話をする人がいない子どもを一時的に看護、保育する施設で、全学の教職員や学生が利用できる。インターネット予約システムの「あずかるこちゃん」から随時利用申し込みが可能。予約の際に「かかりつけ医連絡票」の提出が必要だったり、疾患ごとに受け入れ基準が決まっていたりするため、注意が必要だ。
両施設の名称にある「星の子」は「子どもはみんなスターである」というコンセプトから付けられ、ロゴマークも星の子どもをイメージしている。