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【七大戦】女子バスケ優勝 昨年の雪辱果たす

 女子バスケットボール競技[6月24日~29日・名古屋市の天白スポーツセンター、中村スポーツセンター]

 本学が全ての試合で勝利して優勝し、昨年2位の雪辱を果たした。主将の加藤もえぎ(経・4)はMVPを獲得した。



ディフェンスをかわしゴールへ向かう加藤(同部提供)



 試合は総当たり戦で行われ、最終日には昨年敗れた九州大と対戦。20点以上の点差をつけて勝利し、優勝旗を取り返した。



 一昨年まで持っていた4連覇の記録を奪われた昨年の七大戦。加藤は、「負けないだろうという気の緩みがあったのかもしれない」と当時を振り返る。昨年の結果を契機にミーティングを増やし、達成目標を細かく設定してその進捗を確認するようになった。さらに、これまでフィードバックは口頭のみで行っていたが、練習の動画にコメントできる仕組みを作り、学年関係なくアドバイスを言い合える環境を整えた。最後の3カ月間は苦手の克服を徹底し、死ぬ気でやり続けた。



 1年間で3度コーチが替わるというイレギュラーな年でもあった。指導方針も雰囲気もそれぞれ異なっていたが、加藤は「自分たちの長所や課題を色々な視点で見てもらえた」とプラスに捉えている。



 6試合を突破しなくてはならない七大戦では、体力的にも精神的にも苦しい場面はあった。初日には加藤が負傷するハプニングもあった。それでも優勝できたのは、「チームメイトや同期、コーチが支えてくれたから」と熱を込める。加藤をMVPにするため、多くのパスが加藤に回ってきた。最終試合のラスト2分は、4年生全員がともにコートに立つことができた。加藤は「全勝優勝という目標を達成できたのはみんなのおかげ。苦しいこともあったけれども、最後まで楽しんでやるという気持ちが途切れなかったのが優勝できた理由かもしれない」と笑った。



▽総合成績 ①東北大②九州大③名古屋大④京都大⑤大阪大⑥東京大⑦北海道大


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