【働くこととは】家庭教師のアップル・広報担当 宍戸亜花梨さん
https://ton-press.blogspot.com/2013/11/blog-post_14.html?m=0
プロの教師によるマンツーマン授業で知られた「個別教室のアップル」「家庭教師のアップル」を展開する㈱セレクティー(仙台市)で、広報・法人企画室マネージャーを務める宍戸亜花梨さんにお話を伺った。セレクティーは社員の4分の3が女性。女性が働きやすい環境とはどのようなものなのか、また本学の学生ボランティアと協働で進めている「震災遺児支援」とはいかなるものなのか尋ねた。
―なぜ今のお仕事を選ばれたのですか
セレクティーに勤める以前、私は仙台市内の大学で教務課の職員として5年間働いていました。しかし、日々の仕事の中で気づく業務改善箇所や、頑張る子供たちのために『よりよく』するべき制度やサービスについて、スピーディーに実現することが難しい現状にありました。もっと自分の“おもい”を形にしたいと考えていた時、「アップル」に出会いました。企業理念が魅力的でした。それは「一人ひとりを大切に」というものです。女性が働きやすく、私の個性を活かしてくれそう。さらに、教育機関に携わっていた経験を役立てることができる。一枚の紙からキラキラとした可能性を感じ取った私は、その日のうちに面接依頼の電話をしました。
―「広報・法人企画室マネージャー」とは何をするお仕事ですか
一口に言えば、会社のよいところ・よい取り組みを社外・社内に発信する仕事です。具体的には、社内での新しい取り組みや、地域との連携についてプレスリリースを書いて報道機関に伝えたり、宣伝業務として、CMや生徒募集チラシを作成します。最近では、中学高校に出向いて、社会人として働くことや、広報のお仕事について、授業でお話しをさせていただき、地域のお子さまのキャリア教育への取り組みにも協力しています。
―仕事で大変なのはどういったことですか
やはり決められた時間、文量で情報を伝えることですね。いかに短く、わかりやすく、伝わるようにお話しできるかが常に課題です。社内の様子や代表の”おもい・戦略”をしっかり把握し、形にしていく。それらを見た方々がアップルを選んでくれて、さらには「アップルでよかった」と思ってもらえた時には最高にやりがいを感じます。
―震災で遺児になった子供たちへ無料学習支援をしているとのことですが
はい。これまではグループの財団法人(学習能力開発財団)において、「発達障がい」のある子供の学習支援をおこなってきました。震災後は、震災遺児で教育機会を求める小中高生を対象に無料で学習支援を行っています。私の役割は遺児と支援側を繋ぐこと。遺児の様子に合わせて目標に合った講師を紹介したり、ボランティアの講師を募集し、研修を行います。現在では東北大学の学生ボランティア中心にご協力をいただいています。学生さんには『アップル』の学習サポートノウハウを提供し、子どもたちには教育の機会を提供する。長期持続的な支援のために、双方のメリットになるような活動を展開しています。
―今年ご結婚されたということですが、出産や育児など、働く上で不安はありますか
社会的に育児休暇後の職場復帰が問題となっていますが、私はあまり不安を感じていません。弊社には「モドリッチ制度」という仕組みがあるからです。これは育児休暇後にいつでも職場に戻ることができる制度です。さらに、子育てなどでフルタイムでの勤務が難しい場合も、条件さえ満たせば正社員として4時間勤務、6時間勤務というように臨機応変に働くことができます。面白い名前でしょう。この制度は代表や専務でなく、私たちスタッフが考えたんですよ。自由な提案ができる職場です。代表の畠山は「まずはやってみたら?」という方針です。
このように風通しのよい企業が増えれば、女性の社会進出が進むのではないかと思います。
―最後に働くということについて、学生へアドバイスをお願いします
私が思う『働く』ということは、一人ひとりのために心を尽くし、お役に立てるように努力すること。また、その過程で体得する様々なスキルを次のステップに活かし続けていくことだと思います。その過程ではもちろん壁にぶつかることもあります。しかし、「できない理由」を探すのではなく、常に、「どうやったらできるのか。」という視点で自ら行動するという事を忘れないでほしいのです。普段のアルバイトにしても決まった仕事の他に、「よりよくする何か」が見つかれれば楽しいはず。柔軟な発想で、様々なことに挑戦してみてください。
―なぜ今のお仕事を選ばれたのですか
セレクティーに勤める以前、私は仙台市内の大学で教務課の職員として5年間働いていました。しかし、日々の仕事の中で気づく業務改善箇所や、頑張る子供たちのために『よりよく』するべき制度やサービスについて、スピーディーに実現することが難しい現状にありました。もっと自分の“おもい”を形にしたいと考えていた時、「アップル」に出会いました。企業理念が魅力的でした。それは「一人ひとりを大切に」というものです。女性が働きやすく、私の個性を活かしてくれそう。さらに、教育機関に携わっていた経験を役立てることができる。一枚の紙からキラキラとした可能性を感じ取った私は、その日のうちに面接依頼の電話をしました。
―「広報・法人企画室マネージャー」とは何をするお仕事ですか
一口に言えば、会社のよいところ・よい取り組みを社外・社内に発信する仕事です。具体的には、社内での新しい取り組みや、地域との連携についてプレスリリースを書いて報道機関に伝えたり、宣伝業務として、CMや生徒募集チラシを作成します。最近では、中学高校に出向いて、社会人として働くことや、広報のお仕事について、授業でお話しをさせていただき、地域のお子さまのキャリア教育への取り組みにも協力しています。
―仕事で大変なのはどういったことですか
やはり決められた時間、文量で情報を伝えることですね。いかに短く、わかりやすく、伝わるようにお話しできるかが常に課題です。社内の様子や代表の”おもい・戦略”をしっかり把握し、形にしていく。それらを見た方々がアップルを選んでくれて、さらには「アップルでよかった」と思ってもらえた時には最高にやりがいを感じます。
―震災で遺児になった子供たちへ無料学習支援をしているとのことですが
はい。これまではグループの財団法人(学習能力開発財団)において、「発達障がい」のある子供の学習支援をおこなってきました。震災後は、震災遺児で教育機会を求める小中高生を対象に無料で学習支援を行っています。私の役割は遺児と支援側を繋ぐこと。遺児の様子に合わせて目標に合った講師を紹介したり、ボランティアの講師を募集し、研修を行います。現在では東北大学の学生ボランティア中心にご協力をいただいています。学生さんには『アップル』の学習サポートノウハウを提供し、子どもたちには教育の機会を提供する。長期持続的な支援のために、双方のメリットになるような活動を展開しています。
―今年ご結婚されたということですが、出産や育児など、働く上で不安はありますか
社会的に育児休暇後の職場復帰が問題となっていますが、私はあまり不安を感じていません。弊社には「モドリッチ制度」という仕組みがあるからです。これは育児休暇後にいつでも職場に戻ることができる制度です。さらに、子育てなどでフルタイムでの勤務が難しい場合も、条件さえ満たせば正社員として4時間勤務、6時間勤務というように臨機応変に働くことができます。面白い名前でしょう。この制度は代表や専務でなく、私たちスタッフが考えたんですよ。自由な提案ができる職場です。代表の畠山は「まずはやってみたら?」という方針です。
このように風通しのよい企業が増えれば、女性の社会進出が進むのではないかと思います。
―最後に働くということについて、学生へアドバイスをお願いします
私が思う『働く』ということは、一人ひとりのために心を尽くし、お役に立てるように努力すること。また、その過程で体得する様々なスキルを次のステップに活かし続けていくことだと思います。その過程ではもちろん壁にぶつかることもあります。しかし、「できない理由」を探すのではなく、常に、「どうやったらできるのか。」という視点で自ら行動するという事を忘れないでほしいのです。普段のアルバイトにしても決まった仕事の他に、「よりよくする何か」が見つかれれば楽しいはず。柔軟な発想で、様々なことに挑戦してみてください。