「東北大にひとめぼれ」試食会 ~18日まで各キャンパスで販売~
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12月7日本学川内北キャンパス厚生会館前にて、本学農学部川渡農場で収穫された米の試食会が行われた。
「東北大にひとめぼれ」と名付けられたこの米は、無農薬、無化学肥料の「ふゆみずたんぼ農法」によって育てられたことが特徴だ。この農法は冬の間も田んぼに水を張ることで、水鳥の棲みかやエサ場を提供し水を好む生きものを保全している。農薬や化学肥料の力を使わず、生態系の中で育てた「ひとめぼれ」。販売を手掛けた有志メンバーの市川晋さん(農・修士2)は「『東北大にひとめぼれ』の知名度はまだ低いと思う。この機会に少しでも多くの人に存在を知ってもらいたい」と語った。
試食会に参加した一関可純さん(農・1)は「冷めてもモチモチしておいしい。環境によいと知って食べるとよりおいしく感じられた」と感想を述べた。昨年は雨宮・青葉山キャンパスのみでしか入手できなかったが今年は規模を拡大、東北大学各キャンパス大学生協で販売されている。「東北大にひとめぼれ」は12月7日から18日にかけて精米320袋、玄米180袋の計500袋が一袋当たり2合、税込280円で販売されている。「東北大にひとめぼれ」をぜひこの機会に味わってみてはどうだろうか。